かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

新緑のブナ林へ(後編)

先日、家の近所の公園でオオルリを見た。キビタキはいなかった。キビタキは普通にいる夏鳥だけど、美しい。だから毎年一度は見たいもの。目を凝らすとキビタキが止まっていた。ブナの林を飛び交っている。近くにコサメビタキも。枝の付け根の巣らしきものに…

新緑のブナ林へ(前編)

きょうは絶好の○○日和。こんな日は連休恒例のブナ林を見に行こう!おっとその前に食材採りに。清流の河川敷に広がるコゴミ群落。ちょうど採り頃に伸びている。あっという間に今夜のおかずを確保する。林道に入ると、ヤマルリソウ、ニリンソウ、イカリソウな…

待つ

待つ 1972.09.11黄色の靴下とちゃんちゃんこを編んでおかあさんはおまえを待っています子守唄のレコードを買っておとうさんはおまえを待っています男の子なら「耕一」女の子なら「絹」目がおかあさん似でまゆ毛もおかあさん似口も鼻の形もおかあさんでおとう…

休耕田の生き物たち

もしあなたに小1時間の空いた時間があったら、何をしますか?どこへ行きますか?私なら、ここへ来ます。ここは休耕田。もう何年も休んだままで。ダム建設予定地に隣接しているので土地は買収され、耕作する必要もなくなったのだろうか。田んぼはカラスノエ…

讃岐うどんをはしごする!その2(後編)

翌朝、朝食前に高松城祉を散歩する。渡り途中の夏鳥を期待したが、何もいなかった。海水の堀に鯛が泳ぐ。鯛の餌50円。うどん半玉分か。昨夜は二人並んで「クイックマッサージ」を受けた。ホテルは格安料金、10710円!だが40㎡もある広い和室。私より先に妻は…

讃岐うどんをはしごする!その2(前編)

この週末、うどんを食べに本場の香川県を巡った。今年も無事に確定申告を終え、日頃何かと心労が耐えない妻の慰労も兼ねて2回目の巡業となった。私たちは大のうどん好き。旨くても値段が張るのは問題外、見向きもしない。安くなければ意味がないのだ。土曜日…

早春の舞姫

きょう、ギフチョウに会った。地元ではなく、ギフチョウが初めて発見されたという岐阜県の隣の県。車から歩いて登り15分の里山の三角点で仕事をしていると、ひらひらとチョウが飛び交いだした。地面に止まって日光浴もしている。ミツバツツジで吸蜜。目を凝…

ニホンカモシカ

山中でニホンカモシカに出会った。尾根斜面を歩いていると前方に何やら動く物。向こうもこちらに気づき、駆け足で近づいてきた。ニホンカモシカだ。「おはよう!」と声をかけ、ザックからカメラを出してはいポーズ、パチリ。かしこく逃げずに収まった。左の…

はな天ハイク

きょうは「はな天ハイク」の日。毎年1回、早春の花を愛でて、野草の天ぷらを食す、恒例行事。今年はブログ仲間のkiyojiiさん(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyojiisan)とkokoさん(http://blogs.yahoo.co.jp/koko_scone)も加わり、総勢16人と1尾のご一行様。カタ…

私はだれ?その3

私はだれ?その3今回はタカ類です。タカのように大空を飛べたら、さぞ気持ち良いでしょう。私たちはいつも見上げるばかり。今回も簡単です。お待たせしました。答えを発表します。①ノスリ北海道から四国で繁殖。冬期は全国に分散。近年、大阪府でも繁殖例が…

ぐぜり

冬鳥たちの「ぐぜり」の季節。ぐぜりとは さえずりの練習段階や非繁殖期に聞かれる、呟くような不明瞭な鳴き声。地鳴きやさえずりの一部分からなる。サクラの木でアオジの♂がぐぜっている。「チョッピーチリ、チッ」ゆっくりしたテンポで地鳴きとさえずりが…

私はだれ? その2

私はだれ?その2今回はカラ類です。ちょっと簡単すぎるかな? 正解が出ましたので、答え画像をアップします。①ヤマガラ 平地から山地に生息。黒い頭、頬は黄褐色、側胸から体下面は橙褐色。 さえずりはゆっくり「ツーツーピー」②シジュウカラ 低山から市街…

ヒヨドリ

嘴を黄色く染めてヒヨドリがサクラの蜜を吸っている。耳羽が茶色。だからBrown-eared Bulbul。胸から下尾筒の模様がきれいだ。

山笑う

サクラだけが花じゃない。「お花見」と称してドンちゃん騒ぎするのも嫌いだ。けれど開花は嬉しい。山中に点在するサクラを見ていると山が笑っているようにみえる。タラも芽吹きだした。美味そう!「仕込み」が忙しくなる。

野生とは

山中でニホンザルに会った。芽吹いたばかりの新芽を食べている。私には臆せず、堂々としたものだ。別の日、野犬に会った。対岸の斜面を4頭連れで歩いている。戯れに口笛を吹いてみる。一瞬立ち止まり、こちらを窺ったが、すぐに歩き出し、林内へ消えた。1頭…

スターマーク