かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

戸隠の鳥 その2

ここでオオジシギを見なくなって何年なるだろう?宿の若主人の話では5月初めに来たそうだが、ミズバショウの見頃にはどこかへ移動したという。⑦コルリ夏鳥。低山から亜高山帯のササ類が茂る林で繁殖。「チチチ チュイチュイチュイ」とさえずるが、姿はなかな…

戸隠の鳥 その1

今年も戸隠へ行ってきた。「かけす商店」の慰安旅行と名目し、ことしは妻も一緒。ブログ仲間のkokoさん http://blogs.yahoo.co.jp/koko_sconeご夫妻もお誘いし、結局3組の夫婦連れとあいなった。戸隠は遠い。大阪から車で約6時間。長野県の北部に位置する標…

コミスジ

新緑の森の中で仕事をした。この時期はいろんな虫たちが集まってくる。メマトイ、ブヨ、アリからカメムシ、ゾウムシ、ハムシ、青虫、毛虫。気持ち悪いものやら可愛いものやら。スイースイーと軽快に飛んできたのは一頭のコミスジ(タテハチョウ科)。早速、…

クマバチ

よく晴れた日。開けた見晴らしのいい場所でクマンバチ(クマバチ)がホバリングをしている。大きな羽音はまるでオオスズメバチのよう。これは♂がなわばりを主張しているらしく、羽音の割には攻撃性は少ない。複眼のあいだに黄色の三角形があるのが♂で、♀には…

アサギマダラ

5月14日、アサギマダラを見た。青空を眺めているとひらひらと飛んでいる。行方を風にまかせるかのように。春の北上が始まっていたのだ。ずいぶんむかしに記事を載せたっけ。http://blogs.yahoo.co.jp/kakeyan52/14445364.htmlその日は一日嬉しい気分だった。

オオミズアオ

5月8日、オオミズアオを見た。林縁部の地面でごそごそ動く物体。背の低い草をよじ登っては倒れ、何度も同じことを繰り返している。よく見るとオオミズアオらしい。自然の行為は放っておくべき事なんだけど、私が目撃したことも考えれば自然の成り行き。棒切…

信楽へ

ここ数年、妻はヤマセミを見ていない。たしか数年前、地元でチラッと見ただけだと思う。だから見せてやりたかった。あえて人混みを覚悟して連休のこの日に賭けてみた。すぐに見つかった。対岸の岸辺で行水のあとアカメガシワ?の枝で休憩。♂のようだ。スコー…

マムシ、ヤマビル、ダニに注意!

先日、マムシに出会った。人気のない林道のガレ場。はじめは1本の棒切れのように伸びていたが、近づくととぐろを巻き出した。逃げる気配はない。撮影のために近づくと向き直り、照準を合わせてくる。マムシには鼻孔と目の間に「ピット器官」という赤外線セン…

三十三才

谷あいでミソサザイが鳴いている。ミソサザイは私の好きな鳥。漢字で書けば「三十三才」体長11センチの小さな身体でもさえずりは大きく、谷じゅうに響き渡っている。「ピピピ チュイチュイ チヨチヨ チリリ」とか「ピピスクスケ チルチル ヒョロヒョロ ピリピリ…

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