かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

ぐぜり


冬鳥たちの「ぐぜり」の季節。
ぐぜりとは さえずりの練習段階や非繁殖期に聞かれる、呟くような不明瞭な鳴き声。地鳴きやさえずりの一部分からなる。

サクラの木でアオジの♂がぐぜっている。
「チョッピーチリ、チッ」
ゆっくりしたテンポで地鳴きとさえずりが混ざったような。
先日はジョウビタキが屋上のアンテナでぐぜっていた。
「チュリーチョチョ、チュリーチョチョ」
ミソサザイのような、モズの鳴き真似のような。
図鑑に載っている「ヒッヒッ、カッカッ」は地鳴き。
ツグミシロハラルリビタキもそろそろお別れ。
きょうはヤブサメセンダイムシクイのさえずりを聞いた。
夏鳥たちがやってくる。

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