2007-04-07 ぐぜり 鳥 冬鳥たちの「ぐぜり」の季節。ぐぜりとは さえずりの練習段階や非繁殖期に聞かれる、呟くような不明瞭な鳴き声。地鳴きやさえずりの一部分からなる。サクラの木でアオジの♂がぐぜっている。「チョッピーチリ、チッ」ゆっくりしたテンポで地鳴きとさえずりが混ざったような。先日はジョウビタキが屋上のアンテナでぐぜっていた。「チュリーチョチョ、チュリーチョチョ」ミソサザイのような、モズの鳴き真似のような。図鑑に載っている「ヒッヒッ、カッカッ」は地鳴き。ツグミもシロハラもルリビタキもそろそろお別れ。きょうはヤブサメ、センダイムシクイのさえずりを聞いた。夏鳥たちがやってくる。