かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

公園のセミ

きょう、近くの公園でセミを探した。ニイニイゼミ…「チー」と連続音で鳴く。小さくて可愛い。抜け殻は泥だらけ。産卵年に孵化、幼虫は地中で4~5年暮らす。アブラ ゼミ…「ジリジリジリ」翌年に孵化、地中で3~4年。7年説もある。大発生してナシやリンゴの果…

ハイイロゲンゴロウ

一昨日、某大学屋上で仕事をした。雨と霧で視界が取れない。排水溝の水溜り。よく見ると何かが泳いでいる。ゲンゴロウ?ハイイロゲンゴロウ!こんなところで潜水を繰り返している。どこからきたのだろう?私は昆虫のこと、何も知らない。ただタガメやゲンゴ…

タマシギ

タマシギ(チドリ目タマシギ科)は不思議な鳥。鳥の世界では雌雄同色または雄のほうが派手で雌は地味なのが普通。なのにタマシギは反対で雄が地味で雌のほうが派手。しかも一妻多夫!雌が産み落とした卵を雄が抱卵、子育てをするという。なぜタマシギだけが…

モグラ

きょう、同僚がモグラを拾ってきた。雨の林道に死んでいたという。しかも2頭も。死因は何なのか。今日の豪雨が影響しているのか?前足はパワーショベルのようにでかい。コウベモグラかアズマモグラか。石川県と静岡県を結んだ線上で東西のモグラがせめぎ合…

一昨日の空

一昨日、私は岐阜県にいました。その日の空です。気温は35℃。足元の草むらにニイニイゼミの抜け殻。梅雨も明けていないのに早くも夏バテです。

キイトトンボ

きのう、キイトトンボを見た。丘陵地の山道。眼下には睡蓮が咲き乱れる小さな池。木立のあいだを縫うように飛んだり、止まったりしている。体長30~40mm。♂は鮮やかな黄色の腹と腹の先端に黒斑紋がある。「空飛ぶ黄色いマッチ棒」という表現ぴったりのちょっ…

ウスバキトンボ

ウスバキトンボが舞い出した。捕虫網で採ってみた。意外と頭が大きい。ヤゴの期間がわずか1ヶ月という超速成長トンボ。だから何代もの世代交代が可能になる。南の熱帯地方から世代をくり返しながら北へと移動するが、水温が4℃以下になると死んでしまうという…

モジズリ

モジズリはランの仲間だそうな。畑の空地の草原に咲いている。花はピンクで小さく、5ミリくらい。らせん状にねじれて咲いているからネジバナとも言う。でもモジズリのほうがいい。可愛い花だ。

クマタカと私

私の胸の中にひとつの鳥が棲みついている。その名はクマタカ。食物連鎖の頂点に立つ孤高の鳥。野武士のような精悍な姿は私を引きつけて止まない。「レッドデータブック」絶滅危惧ⅠB類。「種の保存に関する法律」国内希少野生動植物種。日本の低山帯から山岳…

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