かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

アマサギ かけす通信vol.187

昼下り。炎天下の水田。アマサギ。どうして私はここにいるのだろう。若い頃、誰もがそうであるように、私も「生まれ育った土地」から目を背けていた。働く事と子育てに必死だった。本気で世の中を変えようと思っていた。鳥なんかぜんぜん興味がなかった。 時…

繁殖の季節に(後編)かけす通信vol.184

私の住んでいる団地でホオジロを飼っている人がいる。朝な夕なさえずりが聞こえてくる。去年の今頃はオオルリだった。国内の野鳥は捕獲や飼育は『鳥獣保護法』で原則禁止されている。「愛玩飼養」には特別許可がいる。この住人は果たしてどのようにしてホオジロを入手…

繁殖の季節に(前編)かけす通信vol.183

生き物たちの繁殖シーズンを迎えた。この季節になると思い出す恥ずかしい体験がある。私はある探鳥会でキツツキの巣穴の前で繁殖行動を見ていた。親が餌をくわえて何度も巣穴に出入りし、ヒナが穴から顔を覗かせるのを長々と見続けた。何のためらいもなく、…

ガサガサは楽しい!

今日は近くの川で魚取り例会。カワムツ、オイカワ、モツゴ、ムギツク、カマツカ、カワヨシノボリ、ドンコなど。モクズガニもゲット!雑誌「ビーパル」の付録の観察ケースも大活躍。久しぶりに体を動かして疲れたけど、ガサガサは楽しいのだ。

タマムシ

炎天下の中、台場クヌギを見て回るとタマムシがいました。タマムシの食樹はエノキとか。♀は朽ち木に産卵するとか。じゃこれは♀で、産卵場所を物色中にクヌギに立ち寄ったのだろうか?でもなんぼ見てもこのクヌギは生きているけどなあ?

暑い! 「かけす通信」vol.186 (05/8/5)

現在35℃。小さな野池。菱の葉陰からクサガメが顔を出している。クサガメの目には周りの景色がどんなふうに見えているのだろう。 ショウジョウトンボがほとりで縄張りを持つ。行き交う侵入個体にちょっかいを出している。 ニホントカゲの幼体は陽に輝いて美し…

シマフクロウ 「かけす通信」vol.185 (05/7/1)

今年またひとつ夢がかなった。シマフクロウがどうしても見たかった。道内で126羽しかいない天然記念物、コタンクルカムイ。4年前、道東のある橋の上で蚊に刺されながら粘ったけれど、聞こえてきたのは雛の声だけだった。 ボーナスなんか出ない、自営業の4年ぶりの慰安旅行…

スターマーク