かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

庭のシュンラン

団地の庭のシュンランが今年も花をつけた。このシュンラン、じつは私が10年前に「盗掘」してきたもの。 10年前、高槻の萩谷公園予定地。大木から低木まですべての木は切り倒され丸裸になった山に、わずかに残った可憐な花を見つけた。このまま見捨てれば必ず…

母へ

3月24日。ツバメを見た日、お袋が逝った。享年85歳。5年前、介護施設に入所。ベッドから落ちて骨折し、認知症に拍車がかかる。今月、食事を肺に詰まらせて緊急入院。兄からの第一報はすでに事後報告だった。あっけない、というしかなかった。直接死因は「十…

ウグイスカグラ

雑木林にウグイスカグラ(スイカズラ科)の花が咲き出した。約1.5㎝の漏斗状の小さなピンクの花がぶら下がっている。小さくて地味でひっそりと咲いている。この花を教えてもらったのはいつだったろう。たしか、山歩きの途中に教えてもらったような記憶がある…

逃げないで、ホオジロ

ホオジロが梅の木でさえずっている。チョッピーチチ ピッツーチリリ 聞きなしは「一筆啓上仕り候」だそうな。どう聞いてもそんなふうには聞こえない。ホオジロはごく普通の鳥だけど、いいなあ。どうして鳥は逃げるのだろう?猫や犬が近づいても逃げないのに…

再びタテジマカミキリ

先月見つけた現場に1ヵ月後再び訪れた。彼(彼女)と再会した。彼の名はタテジマカミキリ。先月とまったく同じ場所で小枝に抱きついて動かない…。大きさは2㎝ちょっと。図鑑によるとカクレミノの枝などにぴったりと体をくっつけ、触角も前方に伸ばし、やはり…

ホンドギツネ

今日、キツネを見た。鉄塔下の伐採跡斜面で2頭で寝そべっている。赤褐色なのが♀、黒っぽいのが♂。こちらの気配には気づかないのか、無警戒でくつろいでいる。今日は暖かい。30分も寝そべっていただろうか、ゆっくり立ち上がって林内に消えていった。野生のキ…

ヒレンジャク

今日、ヒレンジャクを見た。住宅地のはずれの高木で休んでいた。この時期になるとどこからかやってきて、群れで街路樹や庭木や山林の実を食べる。シャリンバイ、ピラカンサ、クロガネモチ、ヤドリギ、ケヤキの新芽。ジャノヒゲの青い実を食べているのを見た…

おたまじゃくし

啓蟄の日はあいにくの雨。長靴を履いて散歩する。山間の棚田の水路にカエルの卵塊を見つけた。ヤマアカガエルかニホンアカガエルか、どっちだろう?ヤマアカガエルかな?よーく見るとおたまじゃくしがかえっている。耳を澄ますとミソサザイのさえずり。フキ…

至福のひととき

今日、再び仲間を連れてセツブンソウを訪れた。前回とはうって変わっての快晴。風は冷たい。群落の前で昼食。セツブンソウを見ながらコンビニ弁当を頬張る。花はみんなこちらを向いて、風に揺れている。ああ、なんという至福の時間。感謝。だただた感謝。ま…

ここは北国?

きょうは寒かった!ここはどこ?ここは茨木北部。みぞれから変わった雪がみるみる積もる。きょうはひなまつりというのに…。さえずり始めたウグイスも思わず無口になってしまう?

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