かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

オシドリ

地元の池にオシドリがやってきました。f:id:kakeyan60am:20201119170436j:plain

オシドリは日本国内を季節移動する漂鳥(留鳥)と扱われています。山地の樹洞などで営巣します。

大阪府では平地や山間の池などに冬鳥として渡来。大阪府ガンカモ類生息調査では毎年、500~1,400羽程度が記録されています。繁殖は1989年に能勢町で確認されたのが唯一の記録だそうです。

 

11月に入ったある日、面白い画像が撮れました。

オシドリ♂3羽と♀1羽の画像です。どれが♀だか分かりますか?f:id:kakeyan60am:20201119170723j:plain

 

左端が♀で、うしろの3羽は♂。♂は換羽途中の個体のそれぞれの色合いが違っていて面白いです。f:id:kakeyan60am:20201119170555j:plain

 

野鳥の羽衣は一般的には春から夏にかけては繁殖羽(夏羽)になり、秋から冬に非繁殖羽に換わります。しかし、カモ類の多くは冬期につがい形成をするために鮮やかな繁殖の羽衣になり、それがカモ類の繁殖羽(夏羽)ということになります。カモ類の非繁殖羽は「エクリプス」と呼ばれる♂の羽衣だけに当てはまり、渡来直後の♂にしか見られない羽衣です。

オシドリの♂のエクリプスは♀の羽衣によく似ていますが、よく見ると嘴の色が紅色なので♂と分かります。

 

♀がどんぐりをくわえています。浅瀬の水底に落ちているのをくわえてきたのでしょう。ほかにも草の種子などの植物質を餌にしています。f:id:kakeyan60am:20201119170930j:plain

 

カモ類には潜れるカモと潜れないカモがいます。

潜れるカモはキンクロハジロホシハジロミコアイサなど。潜れないカモは主に淡水域に生息するカモで、水面採食と頭から上半身を逆さにして水中に入れ、水底に溜まった種子や水草を食べる逆立ち採食があります。

11/22訂正:ヒドリガモ♀が数秒潜るのを見ました。訂正します。すいません。

 

余談ですが、どんぐりは昆虫からネズミやリスやクマなど、多くの生き物の餌になっていますが、野鳥でもカケスやアオバトやカモ類にも大事な餌になっています。

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そろそろつがい形成の時期でしょうか?

「おしどり夫婦」と言われますが、実はつがい形成は繁殖期だけで、♀が抱卵中にはすでにつがい形成は解消されるそうです。f:id:kakeyan60am:20201119171126j:plain

 

カイツブリ物語

もう半世紀以上も昔のはなし。

家の東の方角に大きな池がありました。周りに遮るものはなく、水面にはいつも空が映っていました。

そこに「うじょじょ」という水鳥が棲んでいました。

幼稚園へ通園する道すがら、行きも帰りも必ずその池のどこかにうじょじょは居て、すぐに見つかりました。

「うじょじょの頭に火が付いた!」

うじょじょに向かって大声をかけると、うじょじょはその声に反応してずぼっと潜ります。暫くして浮き上がり、もう一度「うじょじょの頭に火が付いた!」と叫ぶとまた潜ります。そのタイミングがピタリと合うのが面白く、何度も繰り返す。不思議だったことを覚えています。

「うじょじょ?」ほんとにそんな呼び名だったんだろうか?昔のことで、記憶違いではなかろうか。手当たり次第に検索してみた。

「うじょじょ」とは方言で、正式名は「カイツブリ」だということをかなり後になって知りました。

で、大阪の一部の地方では「じょう」と呼ばれていたことが分かりました。「じょうの頭に火が付いた」という民話が堺地方に残っていることも分かりました(介抱して命を救ってくれたおばあさんに恩返しをする話だとか)。記憶違いではなかったのです。「じょう」が「うじょじょ」にどうして変わったのかは分かりませんが。私が生まれて育った茨木でもそう呼ばれていたのです。

もう60年以上前の話。いま頃「うじょじょ」って言っても誰も覚えていないかもしれません。

鳥は人といちばん身近な野生動物だと言われています。有名な「舌切り雀」、「鶴の恩返し」など、昔の人々は今の私たちよりもっと身近に鳥と接していたのかもしれません。

 

「うじょじょ」ことカイツブリ留鳥。平地から山地の池、湖沼、河川、内湾などに生息。雌雄同色で、日本のカイツブリ類中で最小。尾羽は殆どありません。夏羽と冬羽で羽色が変わりますが、その時期は個体によってまちまち。巣は「鳰の浮き草」と呼ばれ、水草、杭、アシの茎、垂れ下がった木の枝などに水面に浮いているように作ります。f:id:kakeyan60am:20201114210922j:plain

これは幼鳥の冬羽。f:id:kakeyan60am:20201114211015j:plain

これは成鳥の冬羽。幼鳥とは嘴の色が違っています。f:id:kakeyan60am:20201114211107j:plain

 

地元の池にカイツブリの親子がいました。

11月だというのに、親はまだ夏羽。雛は大きくなりました。翼はまだ短いです。f:id:kakeyan60am:20201114211219j:plain

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ある日の動画です。

 

小さな小魚を与えていました。f:id:kakeyan60am:20201114211416j:plain

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はやく自力で餌採れるようにね。f:id:kakeyan60am:20201114211706j:plain

 

変らず点滴治療中

昨日は通院日でした。先ずは採血から。

結果です。

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クレアチニンは昨日、野山を歩いたせいかな?血糖値は頂いたリンゴジャムが奏功した?全然気にしてないけど。

その後診察。で、変わらず「FOLFIRINOX」療法で点滴治療になりました。

現在、むくみ、体重増加は「アムロジピン10mg」という薬で抑えられているよう。

「はなびらたけ」というきのこを再開しています。

朝食時のサラダや一品料理に使っています。効果のほうはすぐには分かりませんが。

便秘が改善されたような気がします。

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f:id:kakeyan60am:20201110174904j:plain膵臓がん発見から11月で4年目に突入しました。

膵臓がんはデータによると、平均生存率3年で15%、5年で10%の世界。

転移が見つかり、手術もできず、放射線抗がん剤点滴でいのちをながらえています。

 

以前、通院時に会っていた「癌友」のSさんが見かけません。風のうわさで入院されていると知ったのが1か月以上も前のこと。看護士に訊いても「個人情報」の一点張り。唯一の癌友なのに。とても気になる。元気でご無事ならいいのだが…。

 

アトリと遊ぼう

ここは地元の駐車場。f:id:kakeyan60am:20201106110309j:plain

時々、私たちの昼食場所にもなります。

暖かい秋の日差しを浴びて小鳥がやって来るのを待ち構えます。

紅葉と黄葉。f:id:kakeyan60am:20201106110358j:plain

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いました!f:id:kakeyan60am:20201106110510j:plain

アトリです。f:id:kakeyan60am:20201106110617j:plain

アトリは日本では冬鳥。スズメより少し大きく、群れを作ります。年により大群が渡来することもあり、数十万羽の大群になることも。f:id:kakeyan60am:20201106112320j:plain

そういえば、10年前に仕事で移動中に偶然こんな場面に遭遇したこともありました。夕まずめ、空を覆いつくす大群に大興奮したことを覚えています。f:id:kakeyan60am:20201106112402j:plain

アトリは「花鶏」と書くことも。黒、橙、白のカラフルな鳥が枯野に花が咲いたように華やかなので花が付いたとか。

花鶏は秋の季語。

アップルパイの 焼き立ての札 花鶏来る 藤本敏文(FUJIWARA

バラエティ番組「プレバト」から。うーん、ようわからん。

 

この個体は脇に黒褐色の丸い班があるから♂かな?f:id:kakeyan60am:20201106112459j:plain

この個体は♀?ちょっと頭を傾げて可愛い。f:id:kakeyan60am:20201106112534j:plain

ツル性の草の実を啄んでいます。頭が黒っぽい。♂?f:id:kakeyan60am:20201106112619j:plain

この子は♀?f:id:kakeyan60am:20201106112702j:plain

尾は凹尾型。黒褐色の頭側線が後頸まで伸びて。♀かな?f:id:kakeyan60am:20201106112743j:plain

こんな顔をした仔犬がいたような。ほんと、可愛い。f:id:kakeyan60am:20201106112824j:plain

 

 

 

ルリタテハ物語

我が家の庭にあるホトトギスf:id:kakeyan60am:20201030222147j:plain

それを食草とするチョウ、ルリタテハ。ことしの物語です。

去年は7月9日にルリタテハの卵を見つけたのですが、ことしはなかなか見られませんでした。

半ば諦めていた9月19日、小さな幼虫を見つけました。2か月以上遅れでことしも産んでくれました。f:id:kakeyan60am:20201030222259j:plain

「おっったぁー!」と叫んだのは言うまでもありません。

探してみると、5頭いました。

10月6日、幼虫はすくすく育ち、終齢間近に。うち1頭は終齢幼虫間際に行方不明になりました。幼虫は前蛹になる前に食草から離れる場合もあるのです。f:id:kakeyan60am:20201030222354j:plain

ルリタテハの幼虫は棘だらけでいかにも毒があり、刺されそうですが、実は毒はなく、持っても痛くありません。f:id:kakeyan60am:20201030222444j:plain

 

10月9日に前蛹から蛹になった個体の動画です。


ルリタテハ 前蛹から蛹へ

 

10月20日、3頭が蛹になり、1頭が幼虫です。f:id:kakeyan60am:20201030222537j:plain

ホトトギスは満開になりました。f:id:kakeyan60am:20201030222615j:plain

 

10月30日、3番目の蛹が羽化しました。やっと動画に撮れました。


ルリタテハ羽化 2020.10.30

 

これが4頭の蛹化から羽化までの記録です。1頭は残念ながら落下事故で羽化できませんでした。

f:id:kakeyan60am:20201030222727j:plainルリタテハは成虫で越冬します。解説書には蛹化から約10日後、午前中羽化が多いとあったのですが油断していて、羽化の瞬間を見逃していました。最後の1頭は早朝から10時過ぎまで付きっきりで観察しました。

卵→(孵化)→幼虫→(蛹化)→蛹→(羽化)→成虫という段階を経る「完全変態」。

蛹の中でどんな変化が起きているでしょうのか?不思議で、神秘的です。

 

羽化後の成虫は赤い「おしっこ」をします。f:id:kakeyan60am:20201030222902j:plain

そしていよいよ屋外へ出してやります。f:id:kakeyan60am:20201030223658j:plain

君が育ったホトトギスともご対面です。f:id:kakeyan60am:20201030223117j:plain

しばらく日光浴したあと、秋の青空に向かって翔んでゆきました。f:id:kakeyan60am:20201030223205j:plain

無事にいのちをつなげますよう、元気でな。また会おうな。

ことしも出会えてよかった!

 

 

秋さんぽ

昨日は快晴。近所の谷内田に散歩に出かけました。

懐かしい風景です。f:id:kakeyan60am:20201026223444j:plain

足元には秋の野草がいっぱい咲いています。まずは赤まんまことイヌタデf:id:kakeyan60am:20201026223518j:plain

これはオオイヌタデで良かったかな?f:id:kakeyan60am:20201026223545j:plain

ツリガネニンジンf:id:kakeyan60am:20201026223614j:plain

ワレモコウ。f:id:kakeyan60am:20201026223649j:plain

ミゾソバにヒラタアブの仲間が。f:id:kakeyan60am:20201026223724j:plain

収穫を終えた田んぼ。f:id:kakeyan60am:20201026223755j:plain

カラスウリがはびこっています。肝心のむかごは不作。f:id:kakeyan60am:20201026223830j:plain

キンエノコロが光っています。f:id:kakeyan60am:20201026223854j:plain

これはナギナタコウジュでいいのでしょうか?f:id:kakeyan60am:20201026223930j:plain

サクラタデは収穫を終えた田んぼの中に一株だけ咲いていました。f:id:kakeyan60am:20201026224002j:plain

トキリマメ?葉っぱの形からタンキリマメではないと判断しました。朱色が目立ちます。f:id:kakeyan60am:20201026224044j:plain

コウヤボウキ?これも葉っぱの形からカシワバハグマではないと判断しました。カールした花弁が可愛い。1年目の茎にしか花はつかないらしい。高野山でこの花の茎を束ねて箒の材料としたのでこの名が付いたとか。f:id:kakeyan60am:20201026224115j:plain

ヒヨドリの甲高い声。f:id:kakeyan60am:20201026224149j:plain

見上げるとアケビの実がわんさか実っています。お目当てはアケビのようです。f:id:kakeyan60am:20201026224221j:plain

上空をカラスが騒いだと仰ぐと、猛禽!大きさと色合いからオオタカと判断しましたが、さて、この地のオオタカ、開発だらけなのに、いったいどこの個体なんでしょう?f:id:kakeyan60am:20201026224316j:plain

さらに先へ歩きます。f:id:kakeyan60am:20201026224349j:plain

ナワシログミの花。f:id:kakeyan60am:20201026224421j:plain

ミズヒキソウ。f:id:kakeyan60am:20201026224503j:plain

ノブドウf:id:kakeyan60am:20201026224532j:plain

ユズが色づいてきました。収穫はもう少し先。f:id:kakeyan60am:20201026224609j:plain

タラの実。f:id:kakeyan60am:20201026224638j:plain

これは?アキアカネの雄かな?柿の葉に紛れて。f:id:kakeyan60am:20201026224708j:plain

イナゴが飛び交っています。f:id:kakeyan60am:20201026224737j:plain

クサギの果実。f:id:kakeyan60am:20201026224804j:plain

成果はこれだけ。ま、1回分のむかごご飯にはできるでしょう。f:id:kakeyan60am:20201026224835j:plain

帰宅後、早速かみさん「こおでねいと」。f:id:kakeyan60am:20201026224918j:plain

山からのいただき物です。f:id:kakeyan60am:20201026224952j:plain

立ち眩みを何度も経験しましたが、楽しい時間でした。

 

ジョウビタキ

10月20日ジョウビタキ初認。f:id:kakeyan60am:20201024161352j:plain

ジョウビタキは「マイカレンダー」を持っているのだろうか?毎年、10月の20日前後に決まってちゃんとやってくる。不思議だね。

庭のピラカンサが色づき始めました。まだジョウビタキは食べません。f:id:kakeyan60am:20201024161444j:plain

秋明菊が咲き出しました。f:id:kakeyan60am:20201024161527j:plain

千両の実も色づき始め、f:id:kakeyan60am:20201024161601j:plain

きょう、ストーブを出しました。

明日もいい天気そうなので、むかご採りにでも出かけましょうか?f:id:kakeyan60am:20201024161702j:plain

 

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