かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

讃岐うどんをはしごする!その2(後編)

翌朝、朝食前に高松城祉を散歩する。
渡り途中の夏鳥を期待したが、何もいなかった。
海水の堀に鯛が泳ぐ。鯛の餌50円。うどん半玉分か。

昨夜は二人並んで「クイックマッサージ」を受けた。
ホテルは格安料金、10710円!だが40㎡もある広い和室。
私より先に妻は寝息を立てていた。

朝食後の腹ごなしに①新川河口へ。
遠い対岸に②ハマシギの群れ。コガモヒドリガモが居残る。
開店をねらって駆けつけた④「池上」は引っ越していた。残念。



⑤「あたりや」はフィットネスジムの裏にある。
⑥「ひやあつ」の小250円。ひやあつとは麺が冷たくて、だしが熱いこと。ひやひやもあつあつもある。
かみさんはあなごの天ぷらをトッピング。100円。だしはイリコ風味。ずるずると一気に食べる。山から汲んできたという水も美味しい。だが250円はちょっと高い?
⑦の「大円」は普通のうどんやの店構え。入口横では大将が麺を打つ。ここの麺は手切り。だから太さが不揃い。⑧「ぶっかけ」あったかい小290円。だしは薄めでちょうどいい。面はつるつるで食べやすい。
旨い!これしか言わない。



で今回のトリは四国村にある⑨「わら家」。
日曜日とあって行列だが広い店内、すぐに座れた。観光客でごった返す
⑩「釜あげうどん」410円はわら家名物。
注文して待つことしばし。出てきたうどんは釜あげというより「湯だめ」、旨そう!
つゆはイリコ風味。もう馴れた。麺はちょうど良いコシと太さ。ずるずる、旨い!満腹、満腹。



帰路は雨になった。
〆て7軒。地元の讃岐うどんを堪能した。うまかったー。
かみさんは慰労になったのだろうか。

地元の人は朝からうどんを食べるという。
地元の人が羨ましい。
どうして関西に本場のイリコだしの讃岐うどんが根付かないのだろう。
「太郎」(http://blogs.yahoo.co.jp/kakeyan52/41680804.html)
の大将が言っていた。「イリコだしは関西には合わない」と。
やはり、関西はこんぶとかつおなのか。
湯気にけむるあの匂い。
思い出したら腹が鳴った。
(終わり)

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