かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

昆虫

山の庭・西の丘。

先日、「山の庭・西の丘」を訪ねて見ました。 その日はランチがあり、食欲不振の私がキャンセルした日。せめてお庭でも拝見と訪れたのです。 朝早いのに、Mさんは対応されてくださいました。 花菖蒲の説明を受ける私たち。 イベリスウンベラータという花にス…

トンボたち。

暖かい日の午前中に近くのお寺まで散歩に出かけた。 首には双眼鏡、肩から望遠レンズ。 たかが5,000歩のコースをてくてくじゃなく、トボトボと歩く。 途中、何度も休みながら。 「こんなに体力が無くなってるんや…」 鳥は殆ど見かけない。 このトンボは? ト…

残念。

昨日朝、カーポートの蛹ポケットを見たら、空っぽでした。 また風に飛ばされた? 前回もありましたが、その時はすぐに見つかりました。 辺りを探すこと数十分。 やっと葉に隠れるように見つかりました。 が、蛹は破れ、中は空っぽでした。 「寄生バエ」のせ…

変な蛹。

1か月くらい前の出来事です。 散歩途中に民家のコンクリート壁に蛹を見つけました。 「何やろ?」 逆さまにぶら下がっています。 大きさは人差し指の関節2本分くらいで、やや大きめ。 今頃蛹になるのは、えーっとアゲハ、ツマグロヒョウモンくらいしか浮かん…

ヤマガラ

最近、爺さんはすこし憂鬱。 「朝になれば、必ずニーニーと来るんやけどなぁ…」 「ことしはとんと見かけん」 それもそのはず、斜め向かいのTさん宅の玄関横のエゴノキが今季は枝がすっかり切られ、実はひとつも付いていません。だから、やってこないのです。…

リンドウの花園へ

久々の野山行きです。 足はまだびっこを引いていますが、少しなら歩けます。 紅葉が始まっていました。 水際の日当たりのいい所にヒメアカネ♂。大阪府の準絶滅危惧種です。 テングチョウ。成虫で越冬します。 ホシミスジ。幼虫で越冬。 池の対岸にオシドリが…

庭の生き物たち

霜月に入りました。 青空が広がっています。 痛風の足が痛くて、長距離は歩けません。いつまで続くやら。 キンモクセイが再び咲きました。 キンモクセイは二度咲きするの、知ってましたか? 1回目はたしか10月2日、小規模に咲きました。2回目は大規模です。 …

ルリタテハ、全頭飛び立ちました。

きょう、最後まで残っていた1頭が飛び立っていきました。 きのう午後、羽化シーンを撮影できました。 www.youtube.com 折りしもホトトギスの花が満開になりました。 ふり返ってみると、9月5日に産卵を確認、その後10頭の前蛹を確認し、うち8頭が無事に飛び立…

ルリタテハ蛹化。

きょう、ホトトギスを覗いてみると、すでに蛹になっていました。 終齢幼虫も数頭います。 蛹がぶら下がっている枝を切って、花瓶に挿しました。 蛹が6頭、前蛹が1頭、合計7頭もいます。今年は豊作です(笑)。 まるでルリタテハの花のようです。 9月5日産卵 …

ハイイロチョッキリ。

ある日、自然歩道を歩いていて、いつもと違う光景に出会いました。 どんぐりの付いた枝葉が散乱しています。 「なんやこれ?台風も来ていないのに」 「さては…」 見上げると周りは高木が覆い重なってどの木か分かりません。 一枝拾って調べてみました。 アカ…

すすく育つルリタテハ。

きょう、9月28日確認すると、8頭以上居ました。 すっくすく育っているようです。 9/5卵発見から9/28には4齢幼虫になっている個体もいます。 幼虫は棘がいっぱいありますが、毒も痛くもありません。 蛹化まで約1週間?そこから羽化まで2週間?成蝶が見られる…

ルリタテハ産卵!

5日前の9月5日。 用事を済ませ、カーポートにバックで駐車。後ろを見ながらバックしていると、黒っぽいチョウがひらひら翔んだ。 「あれっ、今のん、ルリタテハちゃう?お母さん、どやった?」 「そうやと思う」 「そうやな、やっと来てくれたんかな?」 首…

クマゼミ産卵。

朝4時40分、ヒグラシが鳴きました。 立秋を過ぎて、すっかりクマゼミが鳴かなくなりました。 7月の終わり、面白い光景を見ました。 www.youtube.com 私の部屋の窓の網戸にクマゼミが止まりました。 おなかの形からメスだと分かりました。 そのメス、網戸を伝…

ゲンジボタル

昨日の夕まずめ。近くの小川にホタルを見に行ってきました。 「もう遅いんちゃうか、ことしは早かったで」 地元のおじさんの言葉。 諦めかけていましたが何とか見れました。 撮影には車のライトや懐中電灯は大敵です。 三脚に広角レンズをセット。絞り2.8解…

モンシロチョウ羽化!

きょうはいい事がありました。 我家の表札下の植え込みに「葉牡丹」があります。花期をとっくに過ぎて、花も咲き終わり、葉がキャベツのように伸びてきています。 そこに青虫を見つけたのは1週間ほど前の事。画像を取り損ねたので、イラストで再現。1匹だけ…

ツマキチョウ

晴天が続いています。 だけど、悲しいかな私はまだサシバを見ていません。 どこにいるのでしょうか? ひと昔前なら「里山のタカ」としてもっと普通に見れたのに…。今やレッドリストの仲間入り。やっぱり休耕田が増えたせいでしょうか? ウワミズザクラが咲き…

嬉しいことの二つ三つ。

庭のシュンランが咲き出しました。 今年は15本も花が付いています。こんなに多いのは初めてです。 ネモフィラも花盛り。「種から咲いたんよ」とかみさんは自慢げです。 キュウリグサを見つけました。小さな小さな花。葉を揉むときゅうりの匂いがするとか。小…

「春一番」をいただきました。

点滴をする前の日曜日。 陽気に誘われて谷内田へ向かいます。 畦にはオオイヌノフグリやカンサイタンポポが咲いています。 ナナホシテントウムシを見つけました。ナナホシテントウは夏眠はするけど、冬眠はしなかった?ナミテントウとは反対だったかな?背後…

ルリタテハ物語

我が家の庭にあるホトトギス。 それを食草とするチョウ、ルリタテハ。ことしの物語です。 去年は7月9日にルリタテハの卵を見つけたのですが、ことしはなかなか見られませんでした。 半ば諦めていた9月19日、小さな幼虫を見つけました。2か月以上遅れでことし…

8年ぶりのサギソウ 後編

帰路途中にあるもうひとつの湿地に立ち寄った。 湿地の規模はこちらのほうが何倍も大きい。 サギソウがたくさん咲いている。 風が吹き 鷺草の皆 飛ぶが如 髙濱 虚子 それにしても、どうしてこんな姿になったのだろう?どうして白なの? 「距」は3~4㎝の長さ…

ハラビロトンボ

梅雨の合間を縫って1週間ぶりに野山に出かけました。 食欲不振が回復したのです。 ここはダム水没を免れる休耕田。 ハラビロトンボがいました。 ハラビロトンボは成熟過程で体色が変化するトンボ。 大阪府では普通に見られますが、東京や千葉では絶滅危惧種…

アゲハの物語。

私はナチュラリストでもなければ昆虫学者でもない。たんなる生き物好きなお爺さん。 だから生き物の事象を理論だって解説したり、思慮深く考察したりできない。 蚊に刺されれば殺すし、毛虫を見つければ退治する。 そして私は時々「鬼」になる。 我が家に3本…

山庭邸。

先日、お隣さんの先生の紹介で、地元のMさんの実家を訪問しました。 遅くなりましたが、Mさんの了解を得ましたので、ブログアップします。 広いお庭に緑と一面の花が咲いていました。 私には知らない花ばかりで、訊いたり、検索したりで調べましたが、間違っ…

ウシガエルでした。

昨晩は入眠剤を飲んだせいか、眠れました。点滴中では珍しいことです。 食事も通常通りです。副作用はこの後かな? てなわけで、午後から外出。 地元の独立峰竜王山。510m。 その麓にある「宝池寺」。 https://www.houtiji.com/ 「尼僧院ほのぼの日記」に竜…

ピラカンサに集まる虫たち。

Stay at home。退屈な日々。 庭のピラカンサが満開です。 花に集まる虫たちを紹介します。 コアオハナムグリ。緑銅色の体に白点を散りばめた小さなコガネムシ。花粉を食べます。 クロハナムグリ。全身黒色で、前翅の中央部に茶白色紋があるハナムグリ。 ホタ…

林道散歩

ここは支流に沿って延びる林道。 初めての道を一人で歩く。 歩き出してすぐ、工事車両。重機が動いていた。 砂防ダム工事。GWでもきょうは土曜日。作業はあるのだ。 残念。きょうは期待できそうもない。 現場を過ぎると静かになった。 緩い登りを奥へ奥へ歩…

サシバ初認!

全国に「緊急事態宣言」が出た。 住民に不要不急の外出自粛って? 年金暮らしの私には仕事がない。もともと街は嫌いだから電車もバスも乗らない。電車に乗ったのはたしか、半年前だったか。 きょうも地元の山へ。「山笑う」。 南西の視野がとれる見通しの効…

ゴマダラチョウの幼虫。

「もうそろそろかな?」 探鳥コースに点在するエノキを見に行ってきました。 11年前の12月3日。ここで幹を降りる幼虫を見たことがあるのです。 運が良ければ再会できるかもしれないと。 1本1本丁寧に探します。 葉がまだ黄葉していない木も。 結果は会えま…

ルリタテハ再び。

8月4日に1頭が羽化して以来、10月に入ってホトトギスの花が咲き出しました。 傍にはルリタテハの幼虫が数匹。こんなの初めてです。花は大丈夫なのかな? 塀を隔てたお隣さんのプランターのホトトギスにも2匹の幼虫発見! 10/25、お隣さんから「蛹になりまし…

ヒメクロオトシブミ

我が家の狭い庭に1本のコナラ。 3年前にどんぐりから発芽したもの。 今年7月28日、気が付くとオトシブミ。 近くに親がいた。 誰だろう? むかし、友人から頂いた「オトシブミハンドブック」(文一総合出版)で検索してみた。 ヒメクロオトシブミ。 出現期間…

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