ピラカンサに集まる虫たち。
Stay at home。退屈な日々。
庭のピラカンサが満開です。
花に集まる虫たちを紹介します。
コアオハナムグリ。緑銅色の体に白点を散りばめた小さなコガネムシ。花粉を食べます。
クロハナムグリ。全身黒色で、前翅の中央部に茶白色紋があるハナムグリ。
ホタルカミキリ。胸が赤、翅が黒っぽいという色使いからホタルに似ているからついた名前?花の蜜を吸う。
ツマグロハナカミキリ。頭と胸は黒く、上翅は黄褐色。幼虫は枯木を食べるそうです。
ベニカミキリ。前胸、上翅が赤色で、前胸には黒紋がある。幼虫は枯れた竹を食べるとか。
ネコハエトリグモ♀。ハエトリグモの仲間。前列に4つの目。後ろに4つの目。合計8つの目。前中眼が大きく、可愛い。
ネコハエトリグモの♂。
ササグモの♀。徘徊性。網を張らずに歩き回って小型の昆虫類を捕食する。狙いはハエ?
アシブトハナアブの♀。胸部に縦筋があり、腹部の黄色い三角班が目立つ。幼虫は水中で過ごすらしい。因みにアブ、ハエは翅が1対、触角は短い。ハチは翅が2対、触角はアブより長い。
ツマグロキンバエ♂。数匹がホバリングをしています。食べ物や汚物にはたからず、専ら花の蜜を吸うハエ。口吻がゾウの鼻のよう。複眼のしましまも面白い。複眼がくっついているから♂でしょう。
ミナミヒラタアブ♂。これも複眼がくっついています。よくホバリングします。
ヒメハナバチの仲間。ハナバチ上科ヒメハナバチ科ヒメハナバチ属の総称。日本には約60種いるとか。私には特定できませんでした。
シロスジヒゲナガハナバチ♀。と思いますが、自信がありません。よく似たニッポンヒゲナガハナバチもいるそうで。ヒゲが長いのは♂で、♀は普通の長さ。
長い口吻を出して蜜を集めます。
コマルハナバチ♀。働きバチ(♀)です。ハチ目ミツバチ科。後肢に花粉だんご。働きバチは4月には現れて活動し、6月中旬にはコロニーは崩壊し、地下に掘った穴の中で来年の春まで休眠するそうです。
アゲハチョウ。幼虫はミカンやカラタチの葉を食べる。我が家にあるユズに産卵したついでに立ち寄った個体でしょうか?
アオスジアゲハ。幼虫の食草はクスノキ科。街中でも見かけます。逆光の青緑色が美しい!
以上です。
他にも分からないものや、小さなものがいましたが、省きます。
多種多様な昆虫が集まることを実感しました。花は偉い!