リンドウの花園へ
久々の野山行きです。
足はまだびっこを引いていますが、少しなら歩けます。
紅葉が始まっていました。
水際の日当たりのいい所にヒメアカネ♂。大阪府の準絶滅危惧種です。
テングチョウ。成虫で越冬します。
ホシミスジ。幼虫で越冬。
池の対岸にオシドリが帰ってきてました。
このあと、お目当てのMさん邸へ。
花園にはたくさんの虫たち。
ツマグロヒョウモン♀。翅がボロボロ。幼虫で越冬。
キタテハ。後ろ翅にうっすらと「L」の文字。成虫で越冬。
チャバネセセリだと思いますが、自信はありません。幼虫で越冬。
いよいよリンドウの花園へ。
「すごい!」
思わず息を飲みます。苔の庭一面にリンドウが咲き乱れています。
「これって、大変やったやろなぁ…」
Mさんの愛情とご苦労が伝わってきます。私たちはただいい所だけを見ているだけ。
トラマルハナバチがせわしなく飛び交っています。花に体を突っ込んで花粉を集めています。トラマルハナバチは京都府では準絶滅危惧種だとか。一山超えれば京都府です。
庭石に腰かけてお昼です。定番の500円の弁当。足元にはリンドウ。
食後にMさんがコーヒーを淹れてくださいました。なんと至福なひと時。
リンドウを愛でながら、話が弾みます。
「花は枯れても華」。先日の新聞記事に載っていた池坊専好さんの言葉を不意に思い出していました。
帰り際に「夫婦ケヤキ」に願をかけてきました。
Mさん、ありがとうございました。