かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

バードウォッチングを楽しもう。

ここは地元のキャンプ場。

冬季はクローズ、車両は入ってきません。f:id:kakeyan60am:20200121221447j:plain

ごくごく普通の森林ですが、目を凝らすと野鳥たちに会えます。

バードウォッチングの楽しみ方にはいろいろあります。

珍鳥を追いかけるタイプ。超望遠レンズを構えてアレンジして待つタイプ。

探さずに見せてもらうタイプ。動かずにひたすら待つタイプなどなど。

フィールドマナーを守ってそれぞれ楽しめたらそれでいい。

私のスタイルは。

1.静かに歩く。できるだけ音を立てない。砂利道は特に。歩きながら森林の植相を観察し、鳥が来そうな実のなる木を把握しておく。

2.耳を澄ます。チッ、チチッ、フィ、フィッホなど、小さなサインを聞き逃さない。

3.目を凝らす。先ずは肉眼で。それから双眼鏡。怪しい場所から目を離さず、首から下げた双眼鏡を視界に持ってくる。決して双眼鏡の「在処」を確認したりしない。だからストラップは短め。短いストロークで目に付ける。

4.見つけたら動かない。鳥の動きを観察する。

これぐらいかな。

「〇〇に〇〇が出ているよ!」てな最新の鳥情報は私の耳には入ってきません。

私は地元で身近な鳥を見て楽しむタイプ。だから何が見れるか、はたまた何にも見えないのか、行ってみないとわからないのです。

 

きょうは平日。かみさんは来ない。一人だけ。

 

「ジェイッ」カケスが鳴きました。1羽がハンノキに止まってこちらの様子を伺っています。「お前は何者ジャイ!」「お、おれはかけやんジャイ!」f:id:kakeyan60am:20200121221532j:plain

振り向くとハゼの実にメジロ。仲良く縦に止まっています。そろそろつがい形成の時期かな?f:id:kakeyan60am:20200121221603j:plain

道を進みます。

見上げると鳥影が。立ち止まって目を凝らします。スギの枝にチラチラする鳥。しばらく待っていると姿が見えました。アトリ。スギの実を啄んでいます。なんか目元が「こじろう」に似ているような。f:id:kakeyan60am:20200121221637j:plain

さらに進みます。森は静かです。さらに進むと、

リョウブの実に鳥影。小さな「フィ」の声。ウソの♂でした。2羽います。すぐに私に気付いたのか飛び去ってしまいました。f:id:kakeyan60am:20200121221710j:plain

森を抜けたので違う道を引き返します。

大きな池にカルガモが。私に気付いて飛び立ちました。驚かせてごめん。翼鏡の青紫色が美しい!f:id:kakeyan60am:20200121221750j:plain

「チッ」。ブッシュの中から飛び出したのは。カシラダカでした。警戒しています。f:id:kakeyan60am:20200121221822j:plain

傍にジョウビタキ♀もいましたが、撮り損ねました。

こんなとこです。ま、身近な鳥たちばかりですが、十分楽しめました。また来ます。

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