バードウォッチングを楽しもう。
ここは地元のキャンプ場。
冬季はクローズ、車両は入ってきません。
ごくごく普通の森林ですが、目を凝らすと野鳥たちに会えます。
バードウォッチングの楽しみ方にはいろいろあります。
珍鳥を追いかけるタイプ。超望遠レンズを構えてアレンジして待つタイプ。
探さずに見せてもらうタイプ。動かずにひたすら待つタイプなどなど。
フィールドマナーを守ってそれぞれ楽しめたらそれでいい。
私のスタイルは。
1.静かに歩く。できるだけ音を立てない。砂利道は特に。歩きながら森林の植相を観察し、鳥が来そうな実のなる木を把握しておく。
2.耳を澄ます。チッ、チチッ、フィ、フィッホなど、小さなサインを聞き逃さない。
3.目を凝らす。先ずは肉眼で。それから双眼鏡。怪しい場所から目を離さず、首から下げた双眼鏡を視界に持ってくる。決して双眼鏡の「在処」を確認したりしない。だからストラップは短め。短いストロークで目に付ける。
4.見つけたら動かない。鳥の動きを観察する。
これぐらいかな。
「〇〇に〇〇が出ているよ!」てな最新の鳥情報は私の耳には入ってきません。
私は地元で身近な鳥を見て楽しむタイプ。だから何が見れるか、はたまた何にも見えないのか、行ってみないとわからないのです。
きょうは平日。かみさんは来ない。一人だけ。
「ジェイッ」カケスが鳴きました。1羽がハンノキに止まってこちらの様子を伺っています。「お前は何者ジャイ!」「お、おれはかけやんジャイ!」
振り向くとハゼの実にメジロ。仲良く縦に止まっています。そろそろつがい形成の時期かな?
道を進みます。
見上げると鳥影が。立ち止まって目を凝らします。スギの枝にチラチラする鳥。しばらく待っていると姿が見えました。アトリ。スギの実を啄んでいます。なんか目元が「こじろう」に似ているような。
さらに進みます。森は静かです。さらに進むと、
リョウブの実に鳥影。小さな「フィ」の声。ウソの♂でした。2羽います。すぐに私に気付いたのか飛び去ってしまいました。
森を抜けたので違う道を引き返します。
大きな池にカルガモが。私に気付いて飛び立ちました。驚かせてごめん。翼鏡の青紫色が美しい!
「チッ」。ブッシュの中から飛び出したのは。カシラダカでした。警戒しています。
傍にジョウビタキ♀もいましたが、撮り損ねました。
こんなとこです。ま、身近な鳥たちばかりですが、十分楽しめました。また来ます。