ハチクマ!
タカの渡りシーズンに入りました!
日本で見られるワシ・タカは約29種。そのほとんどが多かれ少なかれ、渡り(移動)します。特に夏鳥として日本で繁殖したタカ、サシバ、ハチクマ、ノスリはその代表格。日本列島を縦断するようにして、南の東南アジアまで渡ってゆきます。そのコース上に位置する全国各地では渡りの愛好者たちが毎日、空を見続けています。何がそんなに面白いのか?それは…。また別の機会に。
きょうは天気が良さそうなので、竜王山に行きました。私は地元でタカの渡りが見たいのです。
1年ぶりの山道。体力の衰えを感じながら、休み休み登ります。
何とか到着。今朝の風景です。
観察開始。これが私のスタイル。三脚に双眼鏡と望遠鏡を並べ、予め照準を合わせておきます。双眼鏡で発見した個体を望遠鏡で識別するという、合理的な方法ですが、あまり他人では見たことありませんが。望遠カメラは手持ちです。
きょうは風が弱く、意外と雲があり、なかなか出現しません。もともとここはコースからは外れているような。でも見つかれば、近いのです。
12時回ってからのノスリ。高空です。
13時回ってからハチクマがやってきました。成鳥♀。両翼のP6が伸長中。
急降下。小翼羽がはっきり分かります。
近い!目と目が合ったような。
かっこいい!
こんな出会いがあるから止められません。