カワウの標識
近所の公園。真ん中に島があり、「ドーナツ池」と呼んでいる。
そこにカワウが棲みついていて、暖かい日はバシャバシャ。水浴びなのか、ディスプレイなのか。
頭や首が白くなってきているのは婚姻色といって繁殖羽。もう今頃から生え変わる。生え変わらないのは繁殖できない、つまり性生殖できていない幼鳥。
脚に標識の付いた個体がいた。青色のリングに「496」。色によって標識をつける地域が違うらしい。因みに青色は近畿圏、琵琶湖か昆陽池とか。詳しいことが知りたかったので、「大阪市立自然史博物館」の和田さんに画像付きでメールをした。
数日後、返事が届く。
〇〇さま
和田@大阪市立自然史博物館です。
カワウのカラーリング情報ありがとうございます。
この個体は、2017年5月15日に伊丹市昆陽池で、ヒナの時に
性別が判定されていてメスだそうです。2歳
もう立派に繁殖できそうです。
また情報があったら、よろしくお願いします。
だそうで。判るんですね。昆陽池ならひとっ飛びですね。
また、婚姻色はオスだけかな?と思っていたのは間違いだったんですね。メスも同じように婚姻色になるんや。雌雄同色。ではオスメスの識別はどうやって見分けるのか?オスのほうが大きいらしいが、野外でそれが分かるのか?
ま、繁殖時期に交尾シーンが見られたら確実だろうけれど。足繁く通ってそのシーンを見てみようか…。たかがカワウだけれど。
この個体は下嘴の付け根が少し黒ずんでいるが、これはオスのしるし?
これはさらに黒ずんでいる。果たして?