かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

悪夢のCT検査

先週は辛い日が続いた。
 
結局、発熱は8日まで続き、のどの痛み、食欲不振、倦怠感、便秘、四肢のむくみなどは10日まで続いた。まるで肺炎に罹ったような症状。もしかしたらほんとに罹っているかも。
憂鬱な雨の日が続く。
 
それでも雨どいを補修した。はしごに登って。
 
裏庭の竹を間引きした。すっきりした。
 
 
身体が鈍っているのですぐに身が入る。
散歩しても息切れがする。
「大丈夫かな」
 
きょうは午後からCT検査。
いやな予感がしていた。
肌寒く、手、腕の血管が浮いて出ていない。
「たぶん、血管穿刺で難儀するだろうな」
 
予感は当たる。
 
先ずは採血室で若いおねえちゃんが2回失敗。しかも1回は手の甲で失敗。まさか!
穿刺者交代。年配の方。1回失敗。2回目はさっきおねえちゃんが失敗した手の甲、同じ個所で成功。
 
阪大病院採血室で失敗を経験するのは初めてのこと。
 
まだ続きがあった。
 
血液検査結果は約1時間で出る。
その結果でCT検査の可否が出る。
1時間経っても呼び出しがない。
受け付けが採血室に電話する。
「通信障害」が発生したらしく、まだ結果が出ていないらしい。
「通信障害」ってなにそれ?
さらに30分して、採血室の医師がやってくる。
「○○さん、すみません。まだ復旧してないんですが、Ccrの数値が…」
「これ、最近の血液検査結果ですが、参考になりますか?」と
通院時のデータを見せた。
「50以上ありますから大丈夫ですね。ではCT検査を実施します」
もっとはよ聞け!あほ。
「ところで、通信障害ってなんなん?」
「検査結果がパソコンに取り込めないんです」
「そんなことよくあるん?」
「いえ、たまに」
「たまにということはあるんや。困るねぇ」
 
そんな会話をしながら急いで着替える。
CTは先ずは造影剤なしで撮影。その後、造影剤を流しながら撮影。
その造影剤穿刺でまたも失敗が。
はじめは若いおねえちゃん。
「マジックで×ついているところは最近の抗がん剤点滴の個所です。私が参考になるかなと×印を書いてきました」と説明。
「ありがとうございます。参考にします」
2回失敗。×印は使わず。穿刺者交代。さっき、報告に来た男性医師。
1回失敗。そこでとうとうしびれを切らせて口を出す。
「手の甲でもいいですよ。左手のシミがついている辺り」
「分かりました」
2回目成功。手の甲で。
結局、採血も造影剤も手の甲。
失敗回数計6回(採血時の絆創膏は剥がしました)。
 
これって、どうなん?
血管が出ない私の体質が第一原因なんだけど。
次回から「手の甲で!」とはじめに申告しよう。
 
きょうは散々な日でした。
やっぱりいつも世話になっているゴッドハンドのEさんを連れて来るべきだったなぁ。
 
スターマーク