かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

点滴しました。

きのう、21日は通院日。

まずは採血です。


ベタラン看護師のFさん、いつもの採血場所の血管が硬くなっていると見るや、今まで採ったことのない場所の血管を探り当て、素早く穿刺。見事に血が出てきました。

「凄い、ゴッドハンドや!」

「この色なら、今日も輸血は無しやね」

Fさんの勘はよく当たる。

これが採血結果。

ことさらいうことないので、従前どおりの点滴治療になりました。38回目だそうです。

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血糖値について。私はいつも朝食をして採血しています。主治医から「朝食は抜かなくてもいい」と言われたからです。

だから血糖値は空腹時の値ではありません。

血糖値は血液中のブドウ糖の濃度です 。これに対し、HbA1c (ヘモグロビンエー

ワンシ) は、赤血球のヘモグロビンに血液中のブドウ糖が安定して結びついた

ものです。

赤血球の寿命は約120日ですので、過去12か月間の血糖の平均を反映し、血糖

値が高い状態が続くとHbA1c も高くなります。

 

糖尿病は慢性的に高血糖が続く病気ですが、食事や運動 により血糖値は変動する

ため、血糖値のみの測定では、その人の血糖コントロールの状況は正確にはつか

めません 。

HbA1cは長期間の血糖コントロール指標として有用です 。

HbA1c には12ケ月の血糖の平均値を表すため 、病院に来る前の数日間だけ血糖

をよくしても 、 HbA1cには反映されません 。

 

糖尿病の診断は、以前は血糖値で行われていましたが 、20107月から糖尿病の

診断基準が一部変更されHbA1cも診断に用いられることになりました 。

HbA1cNGSP6.5%以上を糖尿病型とし、血糖値の糖尿病型( 空腹時血糖

126mg/dl上、75gブドウ糖負荷試験2時間値200mg /dl以上、随時血糖200mg/dl

上のいずれか)と合わせて糖尿病の 診断に至ります

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