かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

点滴できました

きょうは点滴の日。
 
先ずは採血。右手甲で一発採血。
血液検査の結果は、
白血球数WBCは2,300L、好中球数の割合NE%は48.7%、好中球数は1,120でした。
主治医が点滴可能としているガイドラインは1,000以上、なので点滴できました。
 
きょうはゴッドハンドの看護師Eさんが出勤されていたので、心配することなくできました。
左腕、見た目には分からないけれど、ここにあるのだそうで。
 
ところで、知ってました?
血液の流れは一方通行で、採血や点滴によく使われる上肢(腕)の静脈は抹消側(手指側)→中枢側(心臓側)へ流れているということ。
また、静脈の血管内には小さな弁がたくさん付いているということ。人体の不思議。その一つです。
 
 
針を刺して、針先で血管をまさぐる。すぐに血が管に入ってくる。
さすが。一発で命中!
「血管も逃げるんですかね?」
「そうみたいですね」
「まずは生理食塩水からいきます」
「はい、界面活性剤は入れんといてくださいね」
「あっ、はい、それはこの後で(笑)。でも怖いですねー」
「そやねー、動機が分からんからな」
 
抗生剤アブラキサンのあとゲムシタビンのセット。
 
昼過ぎに終わった。
 
終わり間際、後処理をしてくれている別の看護師さんと世間話をした。
「雨、大丈夫でした?」
「はい、でも実家が岡山で…」
「岡山か」
実家も被災したらしい。
「こんどの連休に帰るんですけど…」
「他人事には思えないからね」的外れの返事。
「父と兄が消防署員で」
「あ、そうなんですか。それは大変や。やっぱり看護師さんになられたのもお父さんの影響ですか?」
「母が看護師やってました」
「ああ、なるほど。えらいなぁ」
 
みんな頑張っているんや。
私も頑張らなくては。
いったい、何を?
(何をって、そりゃ、いま自分で頑張れることでしょ。
それは被災者に支援する事であったり、教訓を自分に当てはめることであったり、一番に自分の病気と闘うことでしょ?)
そうやな。
 
会計額は43,170円。
私の国民健康保険「限度額適用認定証」の自己負担限度額区分は「エ」の毎月57,600円。今月は初めてなので高額になった。
次回再来週は安く済むだろう。
 
食後、疲労感。熱はない。こじろうの添い寝。
 
予測では明後日頃から発熱するだろう。やれやれ。
 
 
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