かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

7月の五六市

一昨日は枚方五六市の日。
行く気満々だったのはお婆さんのほう。
「きょうは暑いぜ!」


枚方駅前からスタート。
広場では太鼓の演奏。
すぐ横にブースが並ぶ。
木工ろくろと漆塗り仕上げの碗を売る店。
「これはケヤキですか?」
「は?そうです」
太鼓の音がうるさくて聞き取れない。
「軽いですね」
「は?口元を薄く仕上げています」
会話が弾まない。その場を離れた。

これって、どうなん?主催者さん。ちょっと趣旨を考えた方がいいかもね。いくら地元のイベントと言ってもメインは手作り市でしょ。

通りを歩いて遠ざかり、やっと静かになった。


気が付くと、婆さん、知らない間にちゃっかり服を買っていた。
ははぁ、これが目当てか。

漬物は帰りに買うとして、きょうの目玉は…。

「柿渋くらふとすみ田」さん。

まず目についたのはランチョンマット。
浴衣の反物生地を柿渋で染めたもの。大きくて、ハリがあって、重宝しそう。1枚500円、4枚お買い上げ。


次はトートバッグ。
白地の帆布のトートバッグを柿渋と鉄媒染で染めたもの。
通院用に便利そう。なんと、2,000円!お買い上げ。

店主とすこし会話。
70代の店主は前立腺を患い、胃がんも克服されたとか。
それでも作品作りに励んでおられる。
了解のうえ、写真を撮らせてもらった。


元気をもらった。
大事に使わせてもらいます。

きょうの買い上げ品。
ランチョンマット。


トートバッグ。


婆さんの買い物。


みんな手作り。いいね!






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