かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

点滴しました。

きょうは通院日。

採血結果。

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ついでに血圧手帳。

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主治医の判断で予定通り点滴となりました。

「調子はどうですか?」

「はい、今は順調です。点滴週は食欲不振で、家族と同じ献立は食べられませんでしたが、今は回復しています。ちょっと喉が痛いです。風邪の前触れだと思いますが。」

「白血球、赤血球も少しですが回復していますし、きょうは予定通り点滴します。3週間ピッチというのがいいのでしょうね。」

「先生、来月中旬に腎臓内科の診察があるのですが、予定通り受けたほうがいいですか?」

「そうですね。今でなくてもいいから、私から延期するよう手紙を郵送しておきます。」

「あ、ありがとうございます。がんサロンも行けてないんです。」

「今は行かないほうがいいです。」

「はい、わかりました。」

そして化学療法室へ行き、点滴が始まりました。

その途中で志村けんさんの訃報が。看護士さんに

「亡くなったって!」

「そう、私たちも今知ったんですが、ちょっとショックです。」

私も同じ70歳。主治医の判断は賢明だったかもしれない。

「Sさんはどないしてはります?」

「ああ、こないだ来られてましたよ」

「そうですか、最近会っていないから。今度来られたら私はまだ生きていると伝えておいてください」

「またー。」

点滴の薬剤が替わり、部屋を出る時、ポツリ。

「好きなもの食べてゆっくりしてください。」

「そうやね、何食べよかな?ありがとうございました。」

 

帰宅してからの遅いお昼はコンビニのおにぎりとカップ麺だったけど。

いつもと変わらない一日は 特別な一日なのだ。

 

 

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