かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

戸隠の鳥 その1

今年も戸隠へ行ってきた。
「かけす商店」の慰安旅行と名目し、ことしは妻も一緒。
ブログ仲間のkokoさん http://blogs.yahoo.co.jp/koko_scone
ご夫妻もお誘いし、結局3組の夫婦連れとあいなった。

戸隠は遠い。大阪から車で約6時間。長野県の北部に位置する標高1200mの高原は野鳥の三大生息地にもあげられていて、繁殖中の野鳥のさえずりがシャワーのように降りそそいでくる。



アオジ
関西では冬鳥だがここでは繁殖地。おっとりしたテンポでさえずる♂は嘴の付け根が黒く、まるで「カールおじさん」。でも冬はこんなにきれいだったかなあ?



②ノジコ
夏鳥レッドリストの準絶滅危惧種(NT)。アオジにそっくりだが目の上下に白いアイリングがあり、嘴も鉛色。さえずりもアオジに似ているがテンポが早め。



③クロジ
留鳥(漂鳥)だが関西では冬しか見れない。ここでは繁殖地。灰黒色の地味な鳥だが、空に向かって「フィーチーチー」とさえずる姿は健気。私の好きな鳥のひとつ。



ミソサザイ
目の前の木道の杭に止まる。その距離わずか3m。思わず「だるまさんが転んだ」状態で全員フリーズ。体長わずか11cm、全身でさえずっている。近くに巣があるのだろう。



⑤コムクドリ
夏鳥。中部以北で繁殖。ムクドリよりも樹上生活が多く、地上採餌は少ない。♂上面は金属光沢のある紫、紺、黒色。



ノスリ
西日本では冬鳥。中部以北で繁殖。3羽同時に出現し、一部はさかんに鳴いていた。今の時期は卵が孵化した頃か?



つづく。

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