かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

信楽へ

ここ数年、妻はヤマセミを見ていない。
たしか数年前、地元でチラッと見ただけだと思う。
だから見せてやりたかった。
あえて人混みを覚悟して連休のこの日に賭けてみた。

すぐに見つかった。
対岸の岸辺で行水のあとアカメガシワ?の枝で休憩。♂のようだ。



スコープを合わせて妻に見せてやる。
「ほんまや!何年ぶりやろ」
スコープを持ってきてよかった。
「あっ、うんちした!」
ヤマセミ本人もリラックスしていて飛ぶ気配なし。
暫く見たあと先客者に礼を言ってその場を後にする。
ヤマセミを残して立ち去るなんて、なんと贅沢な。

あとは余裕の信楽行き。
新茶が伸び、どこからともなくお茶の香り。
運悪く、「陶器祭り」渋滞。道を逸れて路地に入り、
歩いてお気に入りの器の窯元へ。http://www.ogawa-kenzo.com/
ここのコーヒー茶碗、色と形が気に入った。
ちょっと高かったけど、自分で作るより安くつくし、
だいいち果たして思い通りに出来上がるのかが非常に心配だし。






帰路、お腹が鳴り出し、お昼がまだだったことを思い出す。
いつもの蕎麦屋は超満員。結局コンビニでおにぎりの破目に。

この企画、ほんとは止めとこうかとも思っていた。
家でボーッとしていてもよかったけれど。
でも来て良かった。
妻は「うんちシーンを2回も見れた」と喜んでいる。
これであと数年見なくてもよさそうだ。


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