かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

コミスジ

新緑の森の中で仕事をした。
この時期はいろんな虫たちが集まってくる。
メマトイ、ブヨ、アリからカメムシ、ゾウムシ、ハムシ、青虫、毛虫。
気持ち悪いものやら可愛いものやら。

イースイーと軽快に飛んできたのは一頭のコミスジ(タテハチョウ科)。
早速、ザックに止まり口吻を動かしている。



ミスジは吸汁性が強く、人の汗なども好むらしい。
今度は三脚に取り付けていた腕時計に止まった。



じっと観察していると、とうとう私の手に止まった。。
口吻の先が皮膚にヒタヒタあたり、ちょっとひんやりした感触。
利き手は動かせず…。
そばにあったデジカメのシャッターボタンを左手で押したのがこの画像。



私の身体から発するのは加齢臭?アンモニア臭?アルコール臭?
何でもいいけれど、向こうから近づいてきてくれるのがこんな可愛いチョウなら
願ったり、叶ったりというものだ。

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