かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

コゲラのオス!

コゲラは一番小さなキツツキ。
白と黒の鹿の子模様がかわいい鳥。
「ギィ、ギィ、キッキッ」と鳴いて姿よりもまずは声で居所がわかったりします。



このコゲラ、亜種が9種もあるそうです。
エゾコゲラ(北海道)、ホンシュウコゲラ(中部以北の本州)、シコクコゲラ(西の本州と四国)、キュウシュウコゲラ(九州)、ツシマコゲラ対馬隠岐)、ミヤケコゲラ伊豆七島屋久島)、アマミコゲラ奄美諸島)、リュウキュウコゲラ沖縄諸島)、オリイコゲラ西表島)。

さしずめこの子は大阪だからシコクコゲラ



で、亜種って何?
種を細分した分類学上の単位。同種ではあるが繁殖地が異なり、しかも他の亜種とは形態、羽色などが明確に区別できる個体群のこと。コゲラの場合、羽色は北のものほど白っぽく、南のものほど黒っぽいそうである。
でも、ホンシュウコゲラとシコクコゲラの違いって、分かるんかなぁ?

なんて思いながらパチパチ撮っていたら、偶然この1枚にだけ「赤色」が写っていた。

この赤色、オスの後頭部の左右の羽の一部にだけある。メスにはない。
普段はなかなか見えない。ある特定の角度や風でめくれた時なんかに一瞬見える時がある。
「あっ、赤い!」そんな時はなぜか嬉しいものだ。

この子はシコクコゲラのオスだったんだ!


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