かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

夕日

朝、寝坊をした。
夜中にこじろうを布団に入れ添い寝。
目覚めるとすでにかみさんは床の外。
こじろうをそのままにして起床。すでに風呂は洗ってあった。
朝食はタダシのパンにマーマレード。ひさしぶり。
そのうち、こじろうが目覚めてかみさんが散歩に。私はなんにもしていない。
食後にストーブに給油しただけ。
 
きょうは年に一度のかみさんの実家に姉弟が集合する日。
古希を過ぎた義母の周りに賑やかな顔。ひ孫が二人、我が孫もその一人。
こんな幸せな日がいつまで続くのだろう?
みんなから励ましの言葉をいっぱいもらった。
ありがとう。
 
帰り道、病院で降ろしてもらう。再入院。
 
病衣に着替え、再びの入院生活。
夕方、病室から夕日を拝む。
 
 
と同時にドクターヘリが頭上に接近。ここの屋上はヘリポートになっている。
 
 
上條恒彦の歌に「何もいらない」という歌がある。
あの宮沢和史作詞作曲、2003年7月リリース曲。
 
 いつからだろう 思い出よりも 今日一日が愛しく思う
 何もいらない 何も欲しくはない
 あなたが今日もそばにいてくれる
 それだけでいい
 ・・・・・・・
 いつからだろう 夕焼けよりも 朝の日差しが愛しく思う
 もう何もいらない 何も欲しくはない
 あなたがいつもそこにいてくれる
 それだけでいい
 
きのうときょうで朝日も夕日も見た。
邪心な私にはそんな境地にはなかなかなれない。
朝日も夕日も同じように美しく見える。
きょう一日生きられたことに素直に感謝したい。
何もいらないことはない。
やり残したことはいっぱいある!
 
 
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