かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

ウスバキトンボ

ここは静岡県の山間。
枯れ枝に止まるトンボを見つけた。

 
ウスバキトンボのようだ。

 
殆どの時間飛翔していて、止まっているのは珍しいそうだが、
飛んでいるショットも難しい。
やっと1枚、マシなのが撮れた。

 
名前のとおり、透明な薄い翅の黄色いトンボ。
いわゆる「アカトンボ」の一種ではない。
 
環熱帯種で、日本では春から見られ、北上する。
4月-九州、四国、5~6月-本州南部、7~8月-中部、東北、9月-北海道、
8~9月には全国で大群が見られる。夏の甲子園球場で群がっているのはこれ。
 
交尾を終えた♀は水田、水たまり、プールなどで産卵、幼虫(ヤゴ)は僅か1ヶ月で羽化する。ただ、寒さには弱く、4℃以下で死滅するという。
 
秋、涼しくなると成虫は見られなくなる。
寒さで死滅すると考えられているが詳細は不明。
せっかく生息地を広めたのに、暖地へ移動したりしないのだろうか?
 
 

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