かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

マエグロヒメフタオカゲロウ?

ここは明るい谷あいの小さな渓流のほとり。
暖かい曇り空にカゲロウが飛んでいる。
フワフワ上昇、下降を繰り返している。

「カゲロウか。難しいな。」
ピント調整をマニュアルにして望遠レンズで追いかける。
空バックになったり、斜面バックになったり、その都度露出を変え難しい。
フワフワ動きについてゆけず、なかなか撮れない。
尾は3本ではなく2本だ。




かぶっていた帽子で捕獲に挑戦してみた。
偶然捕れた!
指で捕まえた時に尾が取れる。


交尾器が写っている。やはり♂。
翅に模様がある。
何て種類?


検索に苦労した。
結局、「マエグロヒメフタオカゲロウ」に落ち着いたが、間違っているかもしれない。

早春から桜の花の頃に羽化。
成虫は細長い体で弱々しい。
成虫は餌を取らず、♂は川面などの上空を群飛。フワフワ上昇、下降を繰り返し、♀を待つ。
♀が来ると長い前あしで捉え交尾。水中に産卵すると短い成虫期間を終える。

小さな虫の小さないのちの営み。

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