2010-06-13 ナナホシテントウ 昆虫 誰も手入れしなくなった畑地。草ぼうぼうの中にテントウムシを見つけた。ほとんどがナナホシテントウ。幼虫のもの。蛹のもの。羽化したてのもの。交尾中のもの。べつに約束なんかしていないのにいつだってきみは ここにいるね雑草という花園で お天道さまを待っている誰も気づいていないけれど私は気づいてしまったきのう すこし辛いことがあってそんなときはいつもここにきて君を探しているいつかきみは 黒い水玉を広げお天道さまに向かって飛んでゆく羽を持たないこの私まつわりついた悲しみを一緒に飛ばしてくれないかこれは若かった頃に作った詩。まだサラリーマンだった私には今とは違うストレスを抱えていた。小さなテントウムシを見ながらその思いを綴っていた。そして今もテントウムシと遊んでいる。