Piece Of My Wish
ミリオンヒットとなった今井美樹「PIECE OF MY WISH」などを作曲したシンガー・ソングライターの上田知華さん(うえだ・ちか、本名植田知華子〈うえだ・ちかこ〉)さんが、昨年9月に膵臓(すいぞう)がんで死去していた。関係者への取材でわかった。64歳だった。
6か月も経ってどうしていま分かったんだろう?
すい臓がんで亡くなる方が多すぎる。
記事に載らない無名の「癌友」が日々闘っている。
闘って、闘って、闘って、闘って…。
彼らに幸多かれん事を祈る。
メメント・モリ
就寝前、
「お守り袋」をお腹の上で撫でまわしながら、
「どうか、私のすい臓がんを治してください」。
が日課になってもう5年にもなる。
一日たりとも欠かした事はない。
翌朝目が覚めると、
「ありがとうございます、今朝も目覚めました」と。
けれど、私のいのちは確実に日に日に少なくなってきている。
先日のCT画像でがんの拡大が見られた。腫瘍マーカーは上がり続けている。
主治医、「きょうの点滴は止めときましょうか」。
もう効く薬がないという。
点滴を始めて4種類の方法を行った。もうそれ以外の方法はないという。
すい臓がんとはそれほど難しいがんなのだ。
今の症状は背中の痛み、腹部の鈍痛と膨満感、不眠症、体重減少。
これは点滴の副作用ではなく、がんから来る症状。薬の服用しかない。
これから私はどうすればいいのだろう…。
なーんも気にせず残された日々を明るく楽しく過ごせばいいのだろうか…。
またひとつ、願い事が増えた。
「私の余命が一日でも長らえますように…」。
サシバ!
暖かい日が続いています。
体調が回復したので、サシバを探しに行って来ました。
あてはありません。でも地元茨木です。
私は「ソメイヨシノ」はちょっと苦手です。すぐにぼんぼりの飾りを想像してしまいます。
1本のヤマザクラ。
ヒヨドリがハチを食べていました。やっぱり蜜よりも動物食のほうがいいのかな?
サシバ1羽が北東へ渡ってゆきました。遠いです。
11時43分、出現。今年始めてのサシバです。
高空を旋回後、急降下。あれ?その下にも何かいる。
すぐに再出現。2羽で旋回。1羽はノスリでした。
「早よう渡らんかい!」
2羽で尾根に隠れました。
それっきり出てきません。
サシバは絶滅危惧Ⅱ類。里山環境が減って、山へ山へと移動しています。
産卵は早くて4月中旬だから、もう滞在していても不思議ではありません。
ああ、見れて良かった!
山の庭・西の丘
友人から「ランチ」の案内が届きました。
早速、日曜日に行って来ました。
スイセンが満開です。
コゲラらがやってきました。
私のふくろう時計は1等席に掛けて貰いました。
広い部屋に案内されました。
ビンテージのフランス製テーブルがお似合いです。
前菜:つくしの卵とじ。木綿豆腐ふき味噌乗せ。ヤブカンゾウとホタテのぬた。菜の花の生ハム巻き。ギボウシの野菜味噌乗せ。ミツバとシメジの胡麻和え。
野菜天ぷら:オランダミミナグサ。ユキノシタ。ヨモギ。ツバキ。スイバ。も塩。
主菜:鰆のゆずジャムみそ漬け。ハコベとゆで卵とツナ缶のパイ。鶏肉と豆のトマト煮。野草のサラダ(ハコベ、よもぎ、たんぽぽ、すいば、ミツバ、カラスノエンドウ、タネツケバナ、ヨメナ、ビオラの花、カキドウシ、クルミ)
ごはん:フキノトウのリゾット。クレソンまたはパセリとあおさのりのお汁。
冷菓:自家製ブルーベリーとバナナのシャーベット豆乳入り。
ケーキセット:よもぎのシフォンケーキ煮あずきと生クリームよせ。甘夏柑のクラッシュゼリー。コーヒーor紅茶(茨木市たたらばコーヒーのブラジル他のビンテージブレンド豆)
美味しかったです。
Mさん、これがあなたの「やりたかった」ことなのでしょうか?
日中は小雨で寒く、庭は眺めるだけでしたが、暖かくなれば窓を開けて鳥の声も聴きたいですね。
26年目のシュンラン。
ことしも咲いてくれました。
もう26年も前になるんですね。
咲いてくれたことに感謝。
見れたことに感謝。
https://kakeyan60am.hatenablog.com/entry/2006/03/29/175359
あのとき触れたもの。
先日、ある人とハグをした。
ハグなんて久しぶりだった。じーんときた。嬉しかった。
人は何かに「触れて」生きている。
そして、その手に人生の歴史が刻まれているといっても過言ではない。
いま、新型コロナウイルスの流行で「触れること」を避ける必要に迫られている。だからこそ考えた。あのとき、触れたものは何だったのだろう―。
古い画像からたどってみた。