探鳥会の下見。
去年の秋に事務局から打診がありました。
「探鳥会はコロナ感染拡大のため、1年間中止しておりましたが、再開を望む声も聞かれ、近場で行いたいと思います。完全に終息したとはいえず、第6波が懸念されますので、マスクを着用し、大声を出さずに静かに観察しましょう。参加不参加は、体調や感染リスクを考慮し、ご自身の判断でお願いします。」
という断りのあと、探鳥会の打診がありました。
私の担当はもう30年も続いている、新年恒例の探鳥会。
「うーん、どうしようか…」
主治医に相談してみた。
「約6㎞を歩くんですが…」
「行ってきてください」
すんなりOKが出た。
こうなりゃやるしかない。
事務局に連絡し、「やります!万が一の時は事務局に替わってもらっていいですか」
ということで、方向は決まった。
ただ、自信がなかったので足慣らしに週1回、コースを歩くことにした。
年末年始を挟み、昨日までで計6回。何とか歩き通せた。疲れた。
「下見」で出たおもな鳥を紹介します。
キセキレイ冬羽。上尾筒の黄色がきれい。
柿の実にメジロ。
ルリビタキ♀タイプ。♀タイプと表示されるのは♀なのか、♂の幼鳥なのかが区別がつかないからです。言い切るお方もおられますが。
エノキの木にツグミ。
ムクノキの実を啄むシメ。
ノスリが出ました。
ハイタカも。右の指は5本のように見えますが、左はしっかり6本あります。
鳥ではないけど、ゴマダラチョウの幼虫が越冬準備に入っていました。幼虫はエノキの枯葉の裏で冬を越します。
湿気た土手にクチベニタケ。頂部に星形の孔口があり、その縁部は鮮紅色。だからクチベニタケ。日本では普通種だが、世界的には珍しい。
バンとオオバンが並んで泳いでました。
ホシハジロ♀。潜水できるカモ。目が可愛い。私の好きなカモです。
さあ1月9日の本番はどうなることでしょうか?