かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

探鳥会の下見

きのう、ひとりで下見に行ってきた。
ここは私が育った地。
あれから半世紀。
立派な町になったけど、まだ緑が残っている。
 
今季はどこも鳥影が少ない気がする。
 
柿の木にぽつんとツグミ。デコイのようにじっとして動かない。

 
道草しながらの下見。
フジの木に鳥の古巣。ホオジロ?ウグイス?

 
混群がやってきた。
普通種だけど嬉しいな。

 

 
いつものエノキ。根元の落ち葉を探すと…。

 
いたいた。
ゴマダラチョウ左(背中の突起が3対)とオオムラサキ右(4対)の越冬幼虫。
彼らにとって落ち葉は命を守る布団。

 
クチベニタケを見つけた。
小さな丸いキノコの頂部の鱗片が剥落して星形の赤く隆起した「口紅」を見せる。
日本では普通種。世界的には珍種。

 
この日は寒かった。
強風の中、ひとりでカップ麺をすすった。
確認種数は30種。
本番はどうなることやら。

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