かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

探鳥会の下見

昨日は探鳥会の下見に出かけた。
画像はたくさんありますが、たいした鳥は出てこないので飽きたらスルーを。

毎年新年早々に行われる恒例の探鳥会のリーダーを任されて、来年で25年、24回目(1回雨で中止)となる。
四半世紀、よくぞ続いたもんだ。

実はここは私の幼少の頃の遊び場。
野山を駆け回って遊んだところ。
あの頃とはえらい様変わり。
今は立派な町並みとなって。

ただ京大の地震観測所があるお陰でその周辺は緑が多い。

快晴の朝、山が近い。


地道は気持ちが良い。


ササも黄葉している。


冬も葉が残るのはヤマコウバシと教えてもらった。


カンレンボク。小さなバナナのような実。


ここは地元の方の散歩コース。見晴台でひなたぼっこ。


その傍らには季節外れのモチツツジ


その傍らのエノキの幹の葉っぱを探すとゴマダラチョウの幼虫を見つけた。


背中に対の突起が3本。因みにオオムラサキは4本。
どちらもエノキの葉が食樹。
秋、葉が落ちる頃、幼虫は自ら木を這って木から降り、幹周辺の落ち葉の裏で越冬。
春、新芽が芽吹く頃、再び自らの脚で木を登り、葉を食べて終齢幼虫になり蛹化、羽化します。
この落ち葉は彼らの寝床。
だからエノキの落ち葉だけは掃除したり、掻き集めたりしないで。できるなら幹周辺に集めてやって。
撮るだけ撮ったらまた根元に隠してやった。


下見というのになかなか鳥が出てこない。
やっとジョウビタキ。見返り美男。


エノキの実を食べにきたシメに睨まれた。


昼休み。コンビニのおにぎりとカップ麺。
家で老犬介護中のかみさんはいない。
ちょっと淋しい。美味しくないな。


食後は来た道を戻る。
カキの実にツグミ


シロハラまる見え。


エナガの小群。後ろに偶然コゲラ


コースは大した改変もなく、予定通りやれそう。
暖かい日でした。


余談:コンデジと一眼を駆使して撮ったコマ数358枚。うちフォルダに残ったのは49枚だけでした。ああ情けなや。


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