予期せぬ出会い。
「あーサシバが見たい。」
春のサシバの渡りが見たい。春のサシバは島伝いに九州南部へ上陸後、四国をかすめて近畿地方に入るという。さて、どこを飛んでいるのだろうか?内陸に入ると分散してしまうのか?過去2012年4月12日に地元で40羽近くの渡りに遭遇した記録がある。それからは多くは見ていない。サシバ、見たいなぁ…。
見通しのいい所を日参してみた。
近くでウグイスが囀っている。
ヒガラが巣材を探している。
天気はいいのに、どないなってんねん。
「ピョッ ピョッ」小鳥の小群。「ん、マヒワか?」
「違う、イスカや!」
針葉樹からサクラの木に移る。ちょっと興奮して、後ずさり。
すぐに飛び去った。20羽くらいいたか。
予期せぬ出会い。予測もしていなかった。
イスカは大阪府では冬鳥として渡来。年によって渡来数に変化があり、全く来ない年も。私が見たのは2014年だから7年ぶりということになる。
今回はサシバは見れなかったけれど、イスカの顔に免じて許しといたる。