サクラタデ
晩秋の谷内田。野良仕事の煙がたなびいている。
ワレモコウ。
まだベニシジミがいた。
モンキチョウも。
モンシロチョウも。
モンシロチョウは蛹、ベニシジミ、モンキチョウは幼虫で越冬するというのに。
休耕田。手を入れなくなってどれくらい経つのだろう?
ここに細々とサクラタデがあった。休耕田にサクラタデが多いというが、何故なんだろう?私は4年ぶりに再会した。
この上品で、物静かな花が好きだ。花言葉は「愛くるしい」とか。
花言葉なんかどうでもいいけど。花も植物も虫も鳥も生き物も、結局は好き好きがある。それを押し付けてはいけない。
ここのサクラタデ。来年はどうなるのかな?というか、私がどうなるかだな。
帰り道、たわわになるカキの実。てっぺんにジョウビタキがいた。