かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

こじろう近況

長い話になります。興味のない方はスルーしてください。

18+5(x-1)=ヒト年齢

こんな公式ご存知でしょうか?
これは小・中型犬の年齢をヒトの年齢に置き換える計算式。
因みにうちのこじろう、8月現在で16歳と6か月。
xに16.5を入れて計算してみると…な、なんと95.5歳!
そう、犬は1年で5歳、年を取るのです。

べつにヒト年齢に置き換えなくてもいいのだけれど。
最近は認知症が進んできて…。
「こじろうの一日」を記録しておきます。

①「川」の字の真ん中がこじろうの寝床。
「おはよう!」
ヒトよりすこし遅めのお目覚め。すぐに散歩へ。でないとそこらで失禁します。


②寝ぼけまなこ。


③おしっこ、大便。ちょっとはっきり。


④朝食。餌と薬の一覧。
フードは1日2回。薬は1日4回。認知症の薬、心臓の薬、利尿剤など4種類。体重は2.3kg。


⑤朝食風景。
フードに薬を混ぜ、お湯でふやかし、スプーンで介助。半年前は自力で食べられたのですが…。
約10分かけて23gを完食。


⑥食後は部屋の中をうろうろ徘徊。油断しているとおもらしするので、合間に外へ連れ出します。


⑦昼寝。手がかからない唯一の時間帯。


⑧目が覚めたら散歩。


⑨ぐるぐるぐるぐる左回り。

⑩機嫌の良い時は私の手を舐めてくれる時も。いつもは歯を剥いて唸ります。


⑪「こじろう日記」。イラスト左から心拍、呼吸、薬、大便、小便、食事。散歩は1日7~8回、怠るとおもらしが増えます。


⑫20時頃就寝。おやすみ。


こんな毎日が続いています。
老犬介護の中心はかみさん。
かみさんは去年の9月以降、外泊はしていません。恒例のセツブンソウ行き、「はな天」、手作り市、コゴミ採り、戸隠行きなども断念。この先の白樺峠も無理でしょう。こじろうの事が心配で家を空けるわけにはいかなくなりました。娘も子供の世話で精一杯。私も在宅中は唸られながらも世話しているのですが。
かみさんはストレスが溜まっている事でしょう。
息抜きに鳥見にでも連れて行ってやりたいのですが…。

先日、主治医に訊いてみました。
「先生、余命ってあとどれ位なんですか?」
「そんなん、誰にも分かりません」
真顔で応えられた。
そうやね、その通りやね。

いつか、「その日」が来るまで、心残りがないように。
しっかり世話しよう。
こじろう爺、100歳目指そうか!


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