かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

チョウセンカマキリ

団地の前庭のキクにカマキリがいる。
花に集まる虫を待ち伏せしているようだ。

 
近づいて写真を撮っていると私に気づいて威嚇する。
前脚の付け根の胸がオレンジ色。チョウセンカマキリだ。

 
で雄か雌か?
尾に「尾毛」と呼ばれる突起が1対。それよりも小さな「尾突起」と呼ばれる別の突起がないので、これは雌。
よく見ると、尾端(産卵管)に泡状物質が付着しているように見える。
ひょっとして産卵済みなのか?

 
カマキリは不完全変態。蛹にはならず脱皮をくりかえして大きくなり、1年で命を落とす。
秋に交尾をし、チョウセンカマキリは開けた草地の背の高い草の茎や低木の幹などに産卵する(150~200cmの高さ)。
秋に姿が見れるのは雄で10月下旬、雌は11月下旬位までという。
今頃は雄はもういないということか。
そしてこの雌ももうすぐいなくなるということか。
我が子の顔も見ずに…。
 
子供の頃、カマキリが苦手だった。
どうして頭が三角なのか奇妙だった。
あの鎌で構えられたら怖かった。
寄生虫ハリガネムシも強烈だった。
大人になって、苦手意識は消えたけれど。
 
そして今は目の前の小さな命をいとおしく思う。

 
 
 

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