かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

戸隠2014 後編

今年は芽吹きが遅かったのか、カタクリがまだ咲いていた。

 
コミヤマカタバミ
満開の群落を見たのは長年通っていて初めてのような気がする。

 
大好きなミソサザイ

 
カラマツの新緑の中のノジコ。

 
「フィー チー チー」
遠くでクロジの囀り。懸命に探すも見つけられず。
声とは反対のすぐ近くで彼。あせってピントが合わず。
彼は鳴いていなかった。

 
いろんな「鳥の楽しみ方」がある。
「色物」が好きな人。
自分で探さずにスコープに入った鳥を見る人。
珍鳥を追うライファー
巣の前に陣取る人。
自分で鳥を探す前にカメラマンを探す人。
 
私はごく普通の森の鳥が好き。
そして自分の拙い聴力と眼力でやっと探し当てた時の悦びが好きだ。
ここはそんな、とっておきの場所だ。
 
(2泊3日で53種の確認でした)
 

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