かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

長崎烏帽子岳へ 前編

きのうまで佐世保烏帽子岳568m)にいた。
はるばる大阪から陸路を往復してきた。
アカハラダカの渡りを見たいが為に。
 
初日11日は10時現着。
長崎支部Nさんにご挨拶。まだ出ていないらしい。
行き違いだったMさん率いるYバードのツアーも坊主、偶然お会いした得意先のKさんご夫婦も坊主で帰られた。
結局、私も坊主。ミサゴが飛んだだけ。
「今年はおかしいです。」とNさん。
眠くて15時過ぎに下山する。
 
12日、7時開始。快晴。対馬海峡に濃霧警報。

 

 
10時台9羽の柱。こんなんじゃ帰れない!

 
チゴハヤブサが近くに来た。

 
遠方の尾根上空に50羽の柱。途中で消える。
結局12日は公式には65羽。まだまだ少ない。不完全燃焼。明日を期待しよう。
 
3日目13日、7時開始。快晴。きょうも濃霧警報が。
ハリオアマツバメが頭上へ。

 
成鳥が近くへ来た。虹彩から♂だろうか。

 

 
ほかにハチクマ9羽、サシバ6羽。ここの地点はアカハラダカは北~北西から出現し、南~南西へ渡る。ハチクマは東→西、サシバは北→南だそうだ。
この地点でのアカハラダカ以外の猛禽の渡りの判断は難しい。あるサシバは最終的には降下して低い尾根に隠れてしまった。居付きのミサゴ、ハヤブサもいる。
きょうは公式41羽。あーあ、きょうも不本意に終えた。
「明日は飛びますよ!」はNさん。
どうしてアカハラダカは日本で繁殖しないのだろう?
 
後編へつづく。

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