2007-07-03 アオバズク 鳥 時々買い物に行くスーパーの横に小さな神社がある。買い物前にちょっと寄ってみた。境内を歩いていると羽が一枚落ちていた。もしかするとアオバズク?しばらく探すとやはりいた。手の届きそうな低い枝に止まっている。今頃は♀が抱卵または育雛中で、これは見張り役の♂なのか?アオバズクは羽角がない中型のフクロウ。東南アジアから夏鳥として日本にやってきて大木のある山地や社寺林で繁殖する。大阪府のレッドデータブックの絶滅危惧Ⅱ類。カテゴリーは「宅地開発などによる生息地の消滅、大径木の伐採、カメラマンの接近による繁殖・生息の妨害」とある。私も「妨害」者のひとりなのか。観察していると地元の方も見に来られた。「ここのはえらく慣れていて、スーパーの車が出入りするのも平気みたいやね」スーパーができて5年。その前から居ついているという。早々に撤収し、そのスーパーで買い物をした。拾った羽は「原寸大羽図鑑」で検索した結果、やはりアオバズクで右の初列風切2枚目と合致した。落し物は「私の宝物」になった。無事に巣立ってくれればいいのだが。