点滴しました。
きのう、3月22日は通院日。採血の結果です。
前回、気になっていたγ-GTPが基準値内に下がりました。それと腫瘍マーカーの2種類が微減しています。
データ上は問題なしとのことで、従前どおりの点滴になりました。35回目になります。
私の点滴周期は3週間毎です。
点滴の準備をしているあいだ、私は朝刊を読んでいました。
「きょう、朝顔、最終回やって。」
「そうです、知っています。」
「平さんの7分間のスピーチがあるらしいって。」
「へぇー。」
「いまだに行方不明者がおって、青森県沖で見つかるなんて…。」
「なんか、つらいですね。」
この人は看護師Mさん。前回も阪神大震災の話をしたことがある。私の話に付き合ってくれてありがとう。
始めの2液は処置室で約4時間。続きの3液目は帰宅して約40時間続けます。終わったら針などの器具は自分で外します。外すのは24日の朝の予定です。
院内の外周ではサクラが咲き始めていました。
膵臓がんが見つかって4回目の春。今年も見れるなんて…。
カワアイサ
隣町に流れる川にカワアイサがいるという。
「鳥情報網」から外れている私に、最初に連絡いただいたのはAちゃんからでした。
それから2回見に行きました。
私が見たおもな個体を紹介します。
雌。成鳥だと思います。
雄。成鳥。
で、これは?
肩羽や脇の模様が雌成鳥とは違います。前頸(喉の下と胸とのあいだ)にある境目に黒っぽい線が見えます。これはエクリプス?3月のこの時期にエクリプスは考えられないと思います。
あくびをした時に鋭い歯が見えました。
では雄の幼鳥なのでしょうか?
残念ながら、広げた翼の画像は撮れませんでした。もう少し観察すればよかったのですが、消化不良です。
雌(右)とのツーショットです。
五六市
一昨日は「枚方宿くらわんか 五六市」http://www.gorokuichi.net/ でした。
久々です。コロナ禍で中止が相次ぎ、遠ざかっていました。1年半ぶりでしょうか?
結構にぎわっています。
入口らしきところで消毒と検温。「検温済」のシールを貼って。
一軒一軒チェックしながら巡ります。
あった!見つけました。すぐ分かりました。きょうの第一目標。以前買った漆塗りの夫婦の「箸」が塗装が剥げてきて、捨てるのはもったいないから、できれば塗り直してもらえないかな、と持参してきたのです。
「なや工房」というんや。屋号も忘れていたけど。
事情を説明したら、「ありがとうございます。ここまで使っていただけたら嬉しいです。もちろん塗り直します。」ということで、連絡先交換。出来上がれば、連絡してもらえることに。ああ、よかった。これでまた使える。ついでに新品を二つ買ってきた。
次はジャム。柚子マーマレードが品を尽き、トーストが貧相になりました。
色々ある中から見つけたのは、「平兵衛酢マーマレード」。「さっぱりした甘さ」のコメントで決めました。
ありました!「砥部焼」。しばらく品定め。コーヒーカップを2客。
街角にはミモザの花が。
出会った可愛いチワワ。13歳の「ナッツ」女の子。「こじろう!」と胸の中で叫ぶ。
お昼は混んでいたけど、「おらが蕎麦」の「海老天ざる」。税込み820円は今日買った品物のどれよりも安い。
「あのチワワ、名前何やった?」
帰り道、助手席のかみさんに訊く。
「・・・・」暫くのあと、「ナッツ!」
「さすが、かしこやなぁ!」
今日のお買い上げの商品。
早速、砥部焼でハーブティータイム。ケーキは「お菓子フィールド」https://ja-jp.facebook.com/okashibatake/
今日の朝食。サラダには「はなびらたけ」https://hanabira-take.co.jp/ が入っています。
「パンタダシ」https://goo.gl/maps/TVUeFmeG8Z3NofsA6 トーストに「平兵衛酢マーマレード」。平兵衛酢は宮崎県日向産とある。うん、あっさりしていて、美味しい。
「コジーハウス」。https://goo.gl/maps/XsiqGhBE9FTuxr8JA 山科から来たはったんや。
材質は何とか、漆は何回とか、砂糖は何とか、窯元はどことか、何気ない会話が楽しいのです。手作りだららこそ分かるものがあるのです。けっして「不用品」でない、手作り。作者の愛情がこもっています。
来月4月も開催予定だそうで。また行こうかな。
ミモザ
お隣の家は華道家T先生邸。庭には色々な木々、草花が植えられています。
目ざとくヒヨドリがやってきました。
ヒヨドリがミモザの花を食べるシーンは見たことありませんが、サクラの花を丸呑みするのは見たことあります。だから、ミモザも食べるのではないかと想像します。
ツバキの花の蜜を吸っています。
ツバキは総称。野生種にはヤブツバキとユキツバキがありますが、園芸品種は多数あります。
園芸品種の名はよく知りません。少しだけ検索してみました。間違っていたら、ごめんなさい。
白芯卜伴。「はくしんぼくはん」と読みます。泉州貝塚の茶人、「卜伴」によって植えられたと伝わる品種。中央の白い部分は雄しべが花弁状に変化したもので赤い花弁とのコントラストがとても美しいです。
玉の浦。長崎県五島市玉の浦の野生のヤブツバキから発見された突然変異種。赤い花弁の縁を白い縁取りで包まれた一重の花。
侘助。わびすけの一種でしょうか?多数あるので分かりませんが。名前の由来はいろいろな説があり、千利休と同時代の茶人名とか侘数寄(わびすき)から転じたとか。茶花として茶室に飾られる花だったのでしょうか。茶道と華道は切っても切れないつながりがあるのですね。
メジロもやってきました。
青空がまぶしい一日でした。
あなたへ。
2007年「M-1グランプリ」で敗者復活戦から勝ち上がって4200組の頂点に。
2011年3月11日。ロケで宮城県気仙沼市を訪れていた。立っていられず、地面に手をついてしまうほどの大きな地震。スタッフから「山に逃げよう」と言われ、車で登り、街を津波がのみ込んでゆくのを目の当たりにした。「さっきまでいた駐車場のビル屋上に逃げていたら、助からなかったかもしれない」。
震災5日後には、寄付を集めるための口座「東北魂義援金」を開設。5月には都内でチャリティライブを開き、収益金を含め、約3億円の義援金を被災自治体に届けた。今も月1、2回沿岸地域を訪ねる。
「被災者にとっては10年も11年も変わらない。これまで以上に深く関わっていきたい」。
改めて「ピザ屋」を観た。面白い。色褪せない。
「金 鐘賢(キム・チョンヒョン)さん」
1957年、観光南部の全州生まれ。96年に日本に移り住み、礼拝所を設立。翌年から生活困窮者向けにおにぎりとみそ汁の炊き出しを始める。現在は毎週金曜日に西成公園(大阪市西成区)で活動している。炊き出しは生涯続ける。そう心に誓っている。
「困っている人を見て見ぬふりはできません。命ある限り続けたい」。
「岩田 久美さん」
息子と同級生の弁当を作り続けた。
9年前、岩田さんは宮城県名取市の2Kの仮設住宅に住んでいた。当時高1の長男に毎朝二つの弁当を作っていた。一つは津波で両親を亡くした同級生に。毎日たっぷりのご飯を詰めた。弁当は二人の卒業まで作り続けた。「もし、私が亡くなったら、別のお母さんがそうしてくれたかもしれない」。
生と死が紙一重で分かれたあの日、誰がどうなってもおかしくなかった。
3月7日の朝刊の1面トップに掲載された記事を朝食時にかみさんと見た。
「そういえば昔、おかあさん(私はかみさんのことをこう呼ぶ)も二つ作っていたな」
「そうやで」
「あれはいつ頃のことやろ?A君の分やな。あの頃、A君は兄と二人暮らしやったな。事情はもう忘れてしもたけど。きっかけはたしか、社員食堂で並んで食べていたら、A君がうまそうやなといっつも羨ましがってた。見かねたオレが要るか?って打診したと思う」
「そのことをお母さんに話したら、一つも二つも変わらへん、作るよって快諾してくれた。それから並んで同じ弁当を食べるようになったんや」
「あの頃は、橋の内(茨木市の町名)の文化住宅やったなかなぁ…」
「そうか、子供がまだ一人の頃か。いつまで続いたんやろ?」
「分からん。結構長かったんちがう」
「あのあと、A君は結婚したんやな。A君、今でも覚えているかな?」
若い頃から決して裕福ではなかった。
お金がすべてなどと思わなかった。昔も今も…。
サンドウィッチマンさん、キムさん、岩田さん、そしてかみさん。
あなたを動かしているものは何ですか?
「にんげん」を動かしているものは何ですか?
その見えない「ちから」のようなものに私は感動し、涙する。
心に風が吹き、悲しみが降りかかったとしても、きっと乗り越えられる。
その「ちから」があれば。きっと。
「にんげん」っていいな。捨てたもんじゃない。
ユーザー車検
私の愛車は平成20年3月に購入した。西暦で言うと2008年3月。13年前。俗に言う「13年落ち」。走行距離は226,282㎞。よく走ったものだ。
車体は傷だらけ。仕事柄、四駆は必須、現役当時は年間20,000㎞位走行していたが、ここ数年はちょい乗り程度で、持て余している。でも更新する気はない。こんな体調だから、いつまで乗れるか分からないし、第一もったいない。まだまだ乗れるのだから。
6回目の車検が近づいてきた。前回と同じく、今回もユーザー車検だ。
私の兄は元整備士。それを利用しない手はない。
運輸支局に持ち込む前にしたこと。
前輪のタイヤにスリップサインが出ていたので、タイヤショップで中古のタイヤ2本を交換。7分山だそうだが、殆ど新品。組み替え、バランス、脱着、廃タイヤ代込みで13,500円。
ウォッシャー液補充(水)、発煙筒の交換、ドライブシャフト、ステアリング周りの点検。
国土交通省の「自動車検査インターネット予約システム」で予約を取って、当日二人で出かけた。
予備検査場(テスター屋さん)でサイドスリップ、ブレーキ、スピードメータ、ヘッドライト、排気ガスなどのテストをしてもらう。フルコースで3,200円。
そのあと運輸支局へ。
自動車検査表、自動車重量税納付書、継続検査申請書などの書類一式を提出。
再び車に乗り、検査コースで順番を待ち、受検を行う。
外回り検査、サイドスリップ検査、ブレーキ検査、スピードメータ検査、ヘッドライト検査、排気ガス検査、下廻り検査などを行い、無事に検査合格!
書類一式を車検証交付窓口へ提出。窓口で新しい車検証とステッカー(検査標章)の交付を受け、ユーザー車検終了となった。
かかった費用は
重量税34,200円
自賠責保険20,010円
検査登録印紙代1,800円
テストセンターテスト代3,200円
タイヤ2本13,500円
非常信号灯1,078円
合計73,788円
安くついた!兄に感謝。
「これ、日当代や、取っといて」
「そんなもん、要るか!」と怒られた。
あとでビールでも持って行っとこう。
点滴できました。
昨日は通院日。
採血結果。
γ-GTPが高い。「先生、これは?」
「ああ、時々あることです。気にしなくていいです」とあっさり。
「では今回も点滴していきましょうか」
「あのう、先生、私のお腹を診てもらえますか?」
「はい、いいですよ」
と、上着をまくり上げて、お腹を見せる。
「これって、腹水が溜まっているんですか?」
「……溜まっていないですね」
「えっ、溜まっていない、ではこれは単なるメタボ?」
「そう・ですね」
ちょっと安心。
ということで、今回も「FOLFIRINOX療法」。レポホリナート350㎎+イリノテカン160㎎+フロオロウラシル3500㎎の投与です。今回で34回目になります。
で、について調べてみた。
γ-GTP(γ-グルタミルトランスペプチターゼ)は逸脱酵素のひとつとして検出される。本来なら、細胞内に存在しているのだが、何らかの理由で細胞が破壊されたりしたことによって、血中に遊離したことで値が上昇する。ヒトでは腎臓、膵臓、肝臓、小腸など広く分布しているという。薬の過剰投与にも反応するらしい。
気にしなくてもいいというが、気になる。私は過去の2019年5月頃、輸血を繰り返していた時期に高かったことがあるが。また、前回の点滴後、風邪の症状で1週間ほど発熱し、市販の風邪薬を飲み続けていた。今は治まったが、まだ鼻水が出る。花粉症かもしれないが。その薬の飲みすぎが影響しているのだろうか?ま、とにかく主治医の言うことを信じよう。
病院での点滴の後、点滴ポンプを首からぶら下げて退出。遅い昼食は「げんこつラーメン」!完食。
夕食はかみさんがテイクアウトしてくれた「太郎」
https://goo.gl/maps/U2dqrvMDi2BpJjcL9
のきつねうどん!完食。
夜は眠れず、安定剤と入眠剤を飲んで寝た。点滴を外すのは40時間後の水曜日、朝。
さて、明日からの食欲減退が待っている。