かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

レンジャク!

日曜日、帰宅途中、助手席のかみさんのスマホが鳴る。

隣町のGさんからだった。

「いま、レンジャクが〇〇公園に来てるみたいよ」

「〇〇公園?ありがとう」

時間はお昼を過ぎていた。

〇〇公園。初めて聞く名前。空きスペースに停車して、ナビで検索。すぐに見つかった。近い。

「どうする?行ってみる?」

「お昼は?」

「行ってから考えよか」

現場は街なかの小さな公園。子供らが遊んでいる。

レンジャクはすぐにわかった。

電線や、枝に止まって、待機。園内のクロガネモチに群がっている。黄も赤もいる。f:id:kakeyan60am:20210217115033j:plain

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現地でGさんと合流。お礼を言って、1時間弱で撤収。帰宅して遅い昼食となりました。

 

キレンジャクf:id:kakeyan60am:20210217115519j:plain

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f:id:kakeyan60am:20210217115728j:plain次列風切の先端の赤い突起は「ろう状物質」で、これは羽軸先端と外弁の羽が結合してできたものという。この突起はヒレンジャクにはない。過眼線は冠羽まで達しない。

ヒレンジャクf:id:kakeyan60am:20210217115824j:plain

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キレンジャクより体長で約2㎝小さい。過眼線は冠羽の先まで黒い。次列風切外弁先端の赤い班は純粋な羽。この個体は喉の黒班下端の境界部が明瞭なので、雄だろうか?

これは「羽 原寸大写真図鑑」からの抜粋。左がキ、右がヒ。キレンジャクのほうが羽が大きいのが判る。

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去年は3月に入ってから見れたけど、今年は2月中に見れた。まだ近くをうろうろしているかも知れない。Gさん、ありがとう。

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