レンジャク!
日曜日、帰宅途中、助手席のかみさんのスマホが鳴る。
隣町のGさんからだった。
「いま、レンジャクが〇〇公園に来てるみたいよ」
「〇〇公園?ありがとう」
時間はお昼を過ぎていた。
〇〇公園。初めて聞く名前。空きスペースに停車して、ナビで検索。すぐに見つかった。近い。
「どうする?行ってみる?」
「お昼は?」
「行ってから考えよか」
現場は街なかの小さな公園。子供らが遊んでいる。
レンジャクはすぐにわかった。
電線や、枝に止まって、待機。園内のクロガネモチに群がっている。黄も赤もいる。
現地でGさんと合流。お礼を言って、1時間弱で撤収。帰宅して遅い昼食となりました。
次列風切の先端の赤い突起は「ろう状物質」で、これは羽軸先端と外弁の羽が結合してできたものという。この突起はヒレンジャクにはない。過眼線は冠羽まで達しない。
キレンジャクより体長で約2㎝小さい。過眼線は冠羽の先まで黒い。次列風切外弁先端の赤い班は純粋な羽。この個体は喉の黒班下端の境界部が明瞭なので、雄だろうか?
これは「羽 原寸大写真図鑑」からの抜粋。左がキ、右がヒ。キレンジャクのほうが羽が大きいのが判る。
去年は3月に入ってから見れたけど、今年は2月中に見れた。まだ近くをうろうろしているかも知れない。Gさん、ありがとう。