ツーショット
渡り観察時に見かけた風景です。
エゾビタキ(左)とサメビタキ(右)のツーショット。
旅の途中で出会ったのでしょうか?
どちらもヒタキの仲間。どちらも英名にFlycatcherが付き、枝先に止まり、そこから飛び立って空中を飛ぶ昆虫類を嘴でとらえ、再び同じ枝に戻る空中採食をよく行います。
エゾビタキは旅鳥(渡りの途中で日本に立ち寄る鳥で、一般には日本より北の繁殖地と日本より南の越冬地を往復する鳥)。
サメビタキは夏鳥(春に南の地域から渡ってきて日本で繁殖、秋には南の地域へ渡って越冬する鳥)。
それぞれの生息域は下記の通り。
■繁殖期に生息する地域 ■周年生息する地域 ■非繁殖期、とくに冬季に生息する地域
こんな珍しい場面が見られるのも秋の渡り季節ならではでしょう。