2006-07-09 キイトトンボ 昆虫 きのう、キイトトンボを見た。丘陵地の山道。眼下には睡蓮が咲き乱れる小さな池。木立のあいだを縫うように飛んだり、止まったりしている。体長30~40mm。♂は鮮やかな黄色の腹と腹の先端に黒斑紋がある。「空飛ぶ黄色いマッチ棒」という表現ぴったりのちょっと太めのイトトンボ。水辺から離れたこんな山中にもいるものなんだ。だがご多分に洩れず、彼らも都市近郊からは姿を消しつつあるという。近所でどんなイトトンボが見られるかはそこにどれだけの自然が残っているかのバロメータになる。