かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

ニホンヤモリ

点滴して1週間が経った。
2日目から発熱。38.1度まで。
ロキソニンを飲み続け、昨日は37.4度まで。
きょうは今のところ熱はない。収まったのかな?
四肢、瞼のむくみは残っているけれど。
主治医が処方したむくみ止めは効かなかった。
私はゲムシタビンの副作用ではないかと思うのだが。

昨日の朝、7時過ぎ。


雨戸を開けると、ガラス戸に何かがいる。
この足、ニホンヤモリか?


カメラを持って外へ回って、ガラス戸をゆっくり動かす。
ぽとり。
桟に落ちた。
素早く素手で捕獲。
はい記念撮影。かわいい。


学名に「japonicus」が付くけれど、日本固有種じゃない。本州、四国、九州に分布するが、国外では中国東南部にも分布。積み荷などについて大陸から入ってきた帰化動物ではないかという説もある。

5~8月頃、戸袋や納屋、岩の割れ目などに1度に2個、年に1~2回産卵。卵径は約1.5cm。約50日でふ化し、ふ化後の幼体の全長は約5cm。


ということは、この子は生まれたばかりの幼体?
5本指、尾の付け根のW文字模様。
あっ、右前足の「中指」が先欠けしている!
捕獲した時に傷付けた?ごめん!

夜行性で小昆虫やクモなどを食べる。
目はコンタクトレンズのような透明なうろこでおおわれていて、瞼を閉じない。ゴミが付いたら舌で舐め取る。

ほんの数秒、手の中でじっとしていたが、すぐに逃走。


ウッドデッキの隙間に隠れてしまった。
またね。元気でな。


ニホンヤモリは鳴くらしい。「キュキュ」とか「ケケケ」とか。
私は聞いたことないが。
興味のある方はyoutubeニホンヤモリの鳴き声」で検索を。



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