「何が足りないんでしょうね」
2時50分にアラームをセットして、2時には目が覚めていた。
原口、乾の連続ゴールに深夜に叫んでいた。
けれど…。もう言わない。
原口の涙のインタビューにもらい泣きした。
「何が足りないんでしょうね」
それはきっと運ですよ、西野さん。
夕刊の「素粒子」に「毀誉褒貶(きよほうへん)」の四字熟語。
何という意味?
「賞賛したり悪口を言ったりすること」「ほめたりけなしたりの世評」
でも西野さん、正々堂々でした。
ネットにこんな余談が載っていた。
ベルギーに衝撃的な敗戦を喫しても忘れない美徳
衝撃的な敗退に打ちひしがれた日本代表がスタジアムを去った後、使用したロッカールームに入ったFIFAのゼネラル・コーディネーターを務めるプリシラ・ジャンセン氏は、自身のツイッターにそのロッカールームの様子の写真を投稿し、感銘を受けたとコメントしている。
「これがベルギーに94分のゴールで負けた日本チームのロッカールームです。日本チームのファンに感謝し、ベンチもロッカールームも全てを綺麗にし、そして、ロシア語で『ありがとう』と書かれた紙が残してありました。なんという、全てのチームへの模範でしょうか。彼らと仕事をした者の特権です」
今大会でも、日本代表サポーターがスタジアムのゴミを拾って帰ったことが話題になっていた。しかし、日本チームもまた衝撃的な敗戦の後にも「立つ鳥跡を濁さず」を地で行く行動を見せていたという。その行動は、FIFAスタッフの心も大きく打ったようだ。
2週間ありがとう。
幸せな2週間でした。
お疲れ様でした。
胸を張って帰ってきてください。