かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

アキアカネの産卵

いつもの谷内田。
稲刈りが終わり、静かな風景。

 
アキアカネがタンデムになって翔んでいる。
この時期、稲刈りが終わった田んぼにやってきて産卵する。

 
ちなみにナツアカネとアキアカネの違いは胸の模様を見れば一目瞭然。
私はカタカナの1画目と覚えている。
ナツアカネのナはすぱっと途切れる。
アキアカネのアは徐々になくなる。
これなら覚えやすい。

 
アキアカネは田んぼの水溜りなどに産卵。
♀は尾部を水に浸けての打水産卵。
(ナツアカネは打空産卵)

 
これはその決定的瞬間。402枚の内のたった1枚。

 
産み落とされた卵は水中または土中で越冬。
翌年4~5月頃、水が張られた田んぼでふ化する。
そんなふうに命の絆が引き継がれてゆく。
 
さて、来年もこの田んぼが存在すればいいのだが…。
 
 

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