かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

たか見の広場 2013前編

大阪から約5時間かけて。
昼食も取らずに白樺林を登り、

 
林を抜けると、

 
そこは「たか見の広場」。標高1,600m。

 
ことしもやってきました。
我が「かけす商店」の慰安旅行。
ここは慰安でもあり、研修の場でもあり、はたまた巡礼の場でもあるのです。
 
斜面から沸き立つ小群。

 
旋回上昇して上空を西へ目指す。
ああ、このロケーション、この情景が堪らないのだ。

 
ここを切り開いてくれた先人に只々感謝。
 
実は腰痛に悩まされていて、決行を躊躇していた。
 
前日、整形外科に行き、レントゲンを撮って診てもらった。
「歳相応の骨」らしく、急性腰痛症なんたらかんたら。ロキソニンののみぐすりとテープ(貼り薬)を処方された。
前夜にそれを飲んで、貼って寝た。
 
当日、歩き出す頃には直っていた。
ほんとに効いたのか、それとも気のせいか?
 
夕方下山時、前方に腰を屈めて自分のザックを隣人に持ってもらっている人を見つけた。
「腰、いわされたんですか?」
「は、はい」
かなり痛そうだ。
「私もそうだったんですが、この薬飲んだら直りました。よかったら飲まはります?ロキソニンですが」
「あ、はい、じゃいただきます。ありがとうございます。」
と2錠あげた。
 
たぶん麓の宿で泊まられるんだろう。
良くなったらいいけれど。
 
続く。
 
 
 
 
 

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