かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

大阪南港野鳥園へ。

何年ぶりだろう?ここを訪れるのは。

 

 
きょうはここで午後から日本バードレスキュー協会 http://www.bird-rescue.jp/ 主催の「レスキュー・カフェ」がある。
 
展望塔は賑わっていた。
Fさん、O君、Oさん、Sさん、Kさん。懐かしい顔ぶれも。

 

 
北観察所はひっそりと。

 
いたのはツクシガモ。

 
ハイタカ♂かな?

 
ナンキンハゼの木にツグミ

 
午後のカフェで高田博さんの話を聞く。
来年で開園30年。平成25年度末で「展望塔」存続の危機にあるという。
未だに公の場で「僕、僕ら」と言う橋下市長の独断のせいだ。
年間来場者数8~10万人。僅か2,300万円の予算だという。
 
フライウェイパートナーシップ、シギ・チドリ類ネットワークにも参加し、
全国40以上の団体が賛同しているというのに。
 
例えば、12,000㌔を旅するトウネン。フラッグ装着個体の確認記録は100回を超えるという。オーストラリアからシベリアまでの移動の中継地として利用していて、春と秋とで個体群が違うらしい。
 
ベントス相調査でオオノガイ、ハクセンシオマネキ、アサリ、タマシギゴカイや
178種の底生生物がいたという。
 
大阪南港野鳥園は人口湿地です。生物多様性が叫ばれる昨今、大阪湾に僅かに残る生態系がヒトをも含めた生物にどれだけ価値のあるものか計り知れないことでしょう。
私は存続を強く要望します。

 
 
 
 
 

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