手彫りふくろう
きっかけはこのキーホルダー。
もう7年も前、北海道川湯温泉の木彫りの店先。
「シマフクロウが見れますように」とのたっての願いを聞いてくれて、私たちの目の前でさくさくと彫ってくれた。
おかげでその夜、見れたのだ。
そんな思い出の品。
カドは取れ丸くなり、黒光りしてもなお風格がある。今も大切に持ち歩いている。
このシマフクロウを見るたびに、「いつか私も彫ってみたい」という衝動に駆られ続けてきた。
本職の匠の技には到底近寄れないけれど。
そして昨年暮れ、暇つぶしと「ボケ」予防も兼ねて挑戦してみた。
教材なし。お手本はこのキーホルダー。見様見真似。
彫刻刀を揃え、北海道産の槐(エンジュ)の枝も入手した。
それから3ヶ月。
四苦八苦の末、こんなのが出来上がった。
素人の手彫りふくろう。
来る3月25日の万博お祭り広場でガレージセールデビューしてみよう。
さて、買ってくれるかどうか…?