かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

東京聖夜

師走。
私の嫌いな時期になった。
 
「八ツ場ダム建設再開決定~民主の主要公約総崩れ」
大阪市給料78%減~府と同水準に」
イラク連続テロ60人死亡」
「東電先手~値上げは権利」
ユニクロの全面広告。「寒さに負けずがんばる人をもっと応援したいから」
ひととき欄「命、一人一人を思い浮かべて」
4回こども環境大賞発表~テーマはエコ。小学生の絵・作文コンテスト
「龍馬」から再びランドセル届く。
宮古日記~診療所長 残れぬ現実」
大震災被災者数 死亡15,843人 行方不明3,469人。
 
巷ではサンタが溢れ、イルミネーションが輝く。
ひとり18,000円のホテルのクリスマスディナープランが満席という。
この国はどこかが変。
 
数日前の夕刊に私財40億を投げ打ってうつ病の精神療法「森田療法」を啓発する財団を設立した、スーパーニチイの副社長、岡本氏の記事を読んだ。
40億。40億か。けっして40円を置くんじゃないよな。
 
この時期になると聴きたくなる「東京聖夜」
初めて聴いたのは仕事帰りのカーラジオ。運転しながら頭がジンジンして目が点になっていた。
よくぞ、この時期に流してくれたと感心した。
 
この曲を知っているのと知らないとではきっと何かが違ってくると思いたい。
 
寒空で震えている人がいるということ。
頑張っても報われない人がいるということ。
頑張るにも頑張れない人がいるということ。
それは大層なことではなく、ただ誰かを思うこと。
この地球のどこかにいる誰かに思いを馳せるということ。
 
ぜひ聴いてください。
きよしこの夜、東京聖夜!
 

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