かけす・くらぶ

身近な生き物たちの出会いと「すい臓がん」闘病記

セツブンソウ

旧暦の節分の頃に咲くというセツブンソウ。
その花に毎年、会いたくて。
何ヶ月も前から暦で決めていた。
そしてきょう、会いに行った。

山間の集落は遠くに残雪。



ひなびた光景は遠き佳き時代を思い出させる。



雪解け水は速い流れをつくり、



山村広場にひっそりと咲いていた。



毎年変わらず咲いてくれる(勿論、私の為じゃないけれど)。

「今年は寒かったなぁ」
「雪が多かったなぁ」と話しかける。
「でも、もう春やね」
セツブンソウのひそひそ話が聞こえたような。



今年も会えたことに感謝。


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